僕は普段youtubeをあまり見ないのですが、昨年くらいからどハマりした動画があります。
それは、ディスカバリーチャンネルが提供しているガチサバイバルドキュメンタリーの「ザ・秘境生活」シリーズです。
その内容は非常にシンプルで、
・全裸で秘境に放置される
・10日間たった一人でサバイバルする
これだけです。
テントや食料はもちろん、服、ナイフ、ライターすらもないので全てを自力でこなすというガチのサバイバル。
この過酷なミッションに挑んでいるのが探検家のエド・スタフォードです。
最初はサムネとタイトルにつられてなんとなく見始めたけど、動画を見終わる頃にはすっかりエドのファンになってしまいました。
そこで、今回はエドの名言を僕の好みでピックアップしてみました。
未公開エピソードの名言まとめはこちら↓
目次
エド・スタフォードとは何者?身長や年齢など
本名:エドワード・ジェームス・スタッフォード
生年月日: 1975年12月26日
年齢:43歳
身長:185cm
出身:イギリス
職業:探検家
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— Ed Stafford (@Ed_Stafford) 2018年12月22日
エドは元々イギリス陸軍に所属している軍人でした。
過酷な環境を生き抜く資質はこの頃に培われたと思われます。
軍を退いた後はトレッキングのガイド、危険な地域での国連職員へのアドバイザー、
探検ツアーのプログラムディレクターを務めたりと様々な仕事を経験。
そして2010年にアマゾン川全長を踏破してギネス記録に載り、探検家としての知名度を上げました。
その後はディスカバリーチャンネルでドキュメンタリーを撮影。
・無人島で60日間を過ごす「THE・無人島生活」
・単独でガチサバイバルを行う「ザ・秘境生活」
・未知の世界を冒険する「秘境ハンター」
エドの活躍はTVやYoutubeで配信され世界的な人気を集めています。
細かい経歴はwikiに書かれているのでざっくり説明しましたが、
それだけでもとんでもない人物であることが分かりますね。
そんなエドがドキュメンタリー企画に参加しているのは、
「挑戦が好き、自己の限界に挑みたい、生を実感したい」
という想いがあるからだそうです。
あまりにも凄い経歴で怖い人なんじゃないかと思いますが、実際に動画を見るとまったくそんな印象は受けません。
わずか3、40分の動画であっと言う間に心を掴まれて、
「エド、頑張れ!」と子どもにように応援してしまった僕が考えるに、
エドのカッコよさは賢くて勇敢で前向きなところ、そして人柄がポップなところにあると思います。
圧倒的な知識とそれを駆使する知恵、強靭な肉体と困難に立ち向かう勇気。
それだけでも十分にカッコいいと思いますが、エドには極限の状況を楽しもうとするユーモアがあるのです。
火おこしに成功して大喜びしたり、シェルター作りに凝り過ぎて大幅に時間をロスしてしまったり、
たくさんの成功と失敗を繰り返しながら成長していくエドを見ていると、応援せずにはいられなくなります。
そしてエドの挑戦にはサバイバル知識だけでなく、人生における本質的な部分での学びがあります。
ワクワクして、面白くて、カッコよくて、ためになる。
そんな動画にハマらない理由はありません。
【ガチサバイバル】期間限定公開|ザ・秘境生活 (フル) ベネズエラ (ディスカバリーチャンネル)
エドスタフォードの名言
「Water , Shelter , Fire , Food」
水、基地、火、食料。
エドが必ず確認するお約束の最優先事項です。
気候や地形によって優先順位は変わりますが、これらが揃えばどんな状況でも生存可能。
サバイバルは非日常空間で凄いことをするイメージがありますが、やっていることは極めてシンプルです。
フィジーの無人島
「全く何も持っていないと現状を維持するだけで1日が過ぎていくようです。
前進するために毎日の目標を立てることにします」
「純粋に憧れる人もいるでしょう、自然の中で暮らしたいとね。
実際に何も持たずにここに来ると分かります。
こういった原始的な暮らしは凄く大変です、想像以上にね」
「失敗ばかりに時間を費やすのは複雑な気分です。
今の私の人生そのものです。
やるしかない」
「実は毎日一生懸命思考を抑制しています。
何かを考え始めたら、妙な独り言を言い始めたりするでしょう。
考えることは大きな障害になります。
無人島で生き延びるには、正気を保つことが重要です」
「この島に残された私を心配する人などいないという気がします。
人恋しくて寂しくて仕方ありません」
「ふと笑っている自分に気づきました。
ただ一心不乱に、この瞬間に集中しています」
「無いものねだりをしても時間とエネルギーのムダです。
頭では分かります、まだ修行が足りません」
「新しい試みに挑戦するなら失敗を繰り返す覚悟は必要だと思います」
ベネズエラ
「自然と闘うか、それとも笑って降伏するか。
後者の方がずっと楽です。自然や天候を変えることはできません。
受け入れるしかない。すると問題は無くなる」
「もし限界を超えるような試練が無かったとしたら、挑戦の意味がありません」
タイ
「辺境の地にたった一人で降り立った時の気持ちは、うまく言葉にできません」
「時々誰かに守られていると感じます」
「苦労や喜び、全ての体験を掛け替えのないものに感じます」
「ここでは何かを証明したり、何かと闘ったり競ったりする必要はありません。
ただ鮮やかな色彩が広がっているだけ」
ルワンダ
「正直に言います。怖いです」
「今までは自分の狭い世界でベリーやサボテンを食べ火を保つことで頭がいっぱいでした。
そんなスケールの小さい生き方はやめよう。
広い世界に出れば素晴らしい体験ができます」
「ここでの生活はもはやサバイバルではなく楽しみに変わりました」
モンゴル
「なぜか緊張すると笑ってしまう」
「秘境での生活は私を成長させてくれます。
毎回新しい技を習得し、知識を応用しなくてはなりません。
そのおかげで生きていることを実感し、成長し続けることができます」
「もし国内で定職に就けば、能力も伸びず日常に安住してしまうでしょう。
必死になる必要がなければ成長の機会もありません」
フィリピン
「絶望、苦痛、恐怖、そして悲しみに襲われそうになりこう考えました。
”今回の挑戦は3年前の挑戦とは全く違う。この3年で賢くなり経験も積んだから大丈夫”とね」
「3年前の経験は何ものにも代え難い。
過酷でしたが自分を見つめることができ強くなれました」
※3年前の挑戦とは、60日間の無人島生活のこと。
「サバイバルは派手じゃなく地味なものです。
手探り状態でもがき多大な努力をして小さな結果を出すんです」
「受け入れること、そうすれば楽しめます。
拒否すれば怒り、困惑、苛立ち、失望に襲われます。
受け入れた方がうまくいく。
”言うはやすし”ですがね」
グアマテラ
「ワニが川に入りました。そこに私も入ろうとしています」
「認めたくはありませんが、泳ぎは苦手です」
「くじけるな、エド」
「サバイバルで重要なのは火おこしや基地作りではなく、自分を見失わないことです。
恐怖心や孤独感や否定的な感情を認めて、そんな自分を受け入れるんです。
自分に正直になることがサバイバルの秘訣だと思います」
「ヒーローである必要はない。
大事なのは正直さと自分を大切にすることです」
「”勇気あるものが勝つ”ということです」
「お前はイカれてるよエド。
仕事は裸で熱帯雨林に入り過酷な環境で暮らし苦労する自分を撮ること。
すごいよ、なんという人生だ」
「感謝を忘れないことで謙虚になり全てのものとつながれるんです」
ナミビア
「頭の中で嘆き続けていましたが、ふと思ったんです。
”エド、自分で責任を取るべきだ。
素晴らしい環境で貴重な体験ができることに感謝の気持ちを持て。
プラス思考と愛と気力で立ち向かえ。
笑顔でいろ、自分を信じろ”とね」
「殺した動物の血を飲んだのは初めてだが、すごくうまかった」
「すぐにはマネできません。
だから足りない部分は自分の知識で補いながら過ごしてきた」
パタゴニア
「不本意ですがシャツを着ます」
「本当は寒さのあまりカメラの電源を切りただ火に当たっていたい気分です。
しかし座っているだけでは食料を得られず進歩もありません」
「人生は有限です。
火のそばで安楽に過ごすより、広い世界に飛び出し新たな可能性を見つけたい」
「外に出ていき寒さに耐え、自分を危険にさらすことも必要です。
人生の醍醐味は外にあるんです」
「エド、お前は何て愚かなんだ」
「私は失敗したりすると自分を責めてしまいます。
しかし、今は自分を褒めてあげたい」
「挑戦の最後はいつも人生に感謝します。
素晴らしい人生です」
「携帯もインターネットも煩わしいものは一切ありません。
自然の恵みが最良の薬です」
アリゾナ
「殺生は嫌いです。
でも生きるためには食料が必要です。
肉はこのように動物の命を奪って得るもの。
当然のことです。
肉を食べる生き物は殺生することで自らの命を保ってるんです」
「今、大自然の中で生きることにロマンを感じるか?
いいえ、感じない。
正直私にとって自然なのは家に戻ることです。
そして冷蔵庫の中の物を食べ、婚約者を抱きしめること。
家族と友達がいる場所に帰ることが大事なんです」
「体験者のみが得られる達成感です」
「この場所はどこよりも私を成長させてくれました」
ノルウェー
「今は挑戦どころか生き抜くことで精一杯です」
「逆境は歓迎です。
本当に切羽詰まった時こそ、私は底力を発揮します。
やる気に火が点く。
私が充実感を得られる瞬間です」
「新しいことを学ぶ謙虚さが私にも残ってた。
喜ばしいことだ」
「今日はさらなる試練を自分に課します。
充実感を得るために…」
「同じことの繰り返しだけでは人生は退屈です。
安全地帯を飛び出して挑戦することが必要です。
そうしないと、成長できない」
「過酷な環境に失敗は付きものです。
うぬぼれを捨てて全力を尽くすしかない。
そこにやりがいがある」
エドスタフォードのサバイバルの10の法則
過酷な環境で生き抜くために
①Stop and make a plan / 慎重に計画を立てろ
行動する前にはよく考えることが大切。
過酷な環境に適応するためには問題から一歩離れてみること。
②Think like a local / 地元の人に倣え
その土地に住んでいる人間は、どこに何がありどう使うかを熟知している。
謙虚な姿勢で彼らから学び、知識を増やすことが非常に大切。
③Never drop your guard / 決して油断するな
物事の初めは緊張感があるが、慣れてくると油断が生じてミスをする。
そうならないためには警戒が必要だが、警戒とは恐怖心を持つことではない。
常に心構えをしておくということだ。
④Learn from your mistakes / 失敗から学べ
失敗した時に自分を責めると悪循環に陥ってしまう。
次は同じミスを繰り返さないように、学び挑戦することが大切。
⑤Use what’s around you / 周りにあるもの全てを活用せよ
周りにある物を活用すれば生きる自信が沸いてくる。
1つ1つの積み重ねが大事。
ゆとりある生活を送るために
⑥Expand your horizons / 視野を広げよ
環境に慣れると行き来する場所が固定されがちになる。
新しい場所を探索すれば思わぬ発見があったりする。
⑦Take breaks / 休憩をとれ
人はずっと気を張ったまま生きることはできない。
時には気晴らしをしたり休憩をとり、精神と肉体を養うことが大切。
⑧Work smart not hard / 賢く働け
罠を作るのには時間がかかるけど、完成すればあとは罠が仕事をしてくれる。
漠然と頑張るのではなく、効率よく働くことで生活を楽しむ余裕が生まれる。
⑨Make yourself at home / 快適な暮らしを目指せ
最低限の生活は長くは続けられない。
長期的に暮らすためには心地よい環境作りが必要だ。
美味しいものを食べたり、家具を揃えたり、手をかければ過酷な環境でもくつろぐことができる。
⑩Have an attitude of gratitude / 敬意と感謝の気持ちを持つ
自然への敬意と感謝があれば、どんな状況でも受け入れることができる。
そして自然は想像以上のものを与えてくれる。
敬意と感謝があれば、事態は必ず好転する。
サバイバルで得た最大の教訓
どんな環境でも楽しむ余裕を持つこと。
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