大学受験に失敗した。
就活で1社も受からなかった。
どこにも行く場所がなく、強制的に始まる浪人生活。
学生でも社会人でも何者でもなく、世界から爪弾きにされたような一人ぼっちの感覚。
今回はそんな話です。
眠れない夜のお供にどうぞ。
浪人という孤独
浪人生活は孤独です。
予備校に行っても行かなくても、
誰かと繋がりがあってもなくても、
気持ちの面で孤独を感じます。
失敗したという劣等感
これまでの人生で失敗したことは何度もあったでしょう。
しかし、明確に不合格(不採用)という通知を受けて、
社会からハッキリと拒絶されるような失敗は珍しいです。
どんなにポジティブでいようとしても、
毒のようにジワジワと劣等感が浸透していきます。
また落ちるのではないかという恐怖感
浪人生活を続けていると、
「今度は失敗できない…!」
というプレッシャーに襲われ続けます。
勉強は捗らず、休んでいても遊んでいても、
心の底からリラックスできる日はありません。
皆に置いてけぼりにされたような寂しさ
一般的に浪人は少数派です。
つまり、ほとんどの人は次のステージへと進んでいくわけです。
皆が新しい環境で新しい仲間に囲まれて充実した日々を送っている中、
自分だけ時間が止まって、何も成長できていないような感覚。
世界に置いてけぼりをくらったような寂しさだけが残ります。
浪人が辛いのはチャンス
浪人が圧倒的な孤独感を味わうのは否定できない事実です。
しかし、その孤独は自分を成長させるまたとないチャンスでもあります。
皆が外で遊んでいる時、あなたはペンを握る孤独で大きく飛躍するのです。
早い内に挫折を経験したことは財産になる
人は多かれ少なかれ挫折を経験します。
そして、こう思うはずです。
「挫折なんてもうこりごりだよ」
しかし、挫折や失敗には何度だってぶつかっていくのが正解です。
挫折は大きければ大きいほど、数が重なれば重なるほど、
そこから這い上がった人を強く逞しく成長させるからです。
だから若い内に挫折できたのはチャンスだと考えましょう。
大多数の人は大きな挫折を味わうことなく、ほどほどの人生を送っていくからです。
人の倍苦労したことが今後のモチベーションになる
受験にしろ就活にしろ、
普通は1年で終わることを、もう一度やらなければいけない。
経験は蓄積できるけど、一歩も前進しなかったという事実は精神的に堪えます。
僕の知っている浪人生は、全員が非常に勤勉で学びに対して貪欲でした。
今いる場所が、人より苦労して辿り着いた場所だということを分かっているからです。
遊びほうけて時間を浪費している人たちを横目に、
彼らは止まっていた時間を取り戻すかのように、一心不乱に勉強に打ち込んでいました。
孤独は人を深く、強くする
孤独は自分自身を見つめる格好の機会です。
「何のために生きるのか」
「何がしたいのか」
「どうなりたいのか」
それは自分自身の欲求であったり、
「なぜ苦しいと感じるのか」
「何が幸せか」
といった哲学であったり。
孤独は自分自身を知り、思索を深める手助けをしてくれます。
自己顕示欲と虚栄心にまみれたSNSなんてやめてしまいましょう。
もちろん、そういった要素に触れることがないなら問題ありませんが。
浪人は逆転して成功する
浪人したことをどう受け止めるかは自分次第
悪い方に向けば「どうせ自分は…」と卑屈になりますが、
悔しい、情けないという気持ちを原動力にすれば、物凄い成長を遂げることができます。
月並みな例えですが、深く沈み込んだ方が高く飛び上がれるように、
人の成長にも「落ちた、沈んだ」と感じるプロセスが必要です。
しかし、挫折を糧に大きく成長する人は意外と多くはありません。
劣等感にフタをして別のことで自身の尊厳を守ろうとしたり、
挫折の苦しみに向き合わず、逃げたり逸らすことでなんとかやっていたり、
別に成長しなくても生きていけるのが社会だからです。
浪人は最後に逆転して成功する
浪人したら成功できる、という甘い話ではありません。
悔しい、苦しい、悲しい。
そんな浪人がもたらす欠乏感が、
「何が何でもハッピーエンドにしてやる」
というエネルギーを生むから成功できるのです。
・人より足りないから勉強する。
・人より足りないから本を読む。
・人より足りないから頭を使う。
・人より足りないからたくさんチャレンジする。
浪人で味わった孤独は、劣等感を強めます。
しかし、その劣等感に過剰に悩む必要はありません。
劣等感は人を謙虚にひたむきにさせます。
劣等感は人を大きく成長させてくれます。
まとめ
・浪人にはたくさんの苦悩と孤独がある。
・若い内に壮絶な挫折感を味わえたのはチャンス。
・孤独は人を強くする。
過剰な孤独感と劣等感に悩まされてきた、昔の自分に諭すように書きました。
孤独と劣等感は大事な友達です。
学びと挑戦への意欲と勇気を与えてくれます。
もしも何浪もしている、どこにも受からなくて半ばニート化しているという人は、
学生や新社会人を一足先に飛び越えて、ビジネスに取り組んでみてはどうでしょうか?
どのルートを通っても、最終的には「お金を稼ぐ」というフェーズに移るので早いに越したことはありません。
終身雇用も、公務員安泰神話も、年金制度も期待はできません。
国や会社に依存せずに自分の力で稼ぐ。
これからの時代はそんな能力を持った人が有利になります。
それでは自分の力で稼ぐにはどうすればいいのか?
そこはググるなり本で勉強するなりして自分で考えてください、と言いたいところですが、
一応、このサイトでは人付き合い苦手でも、資金が無くても始められる、
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