朝起きておもむろにスマホを開くと、
「今夜はストロベリームーン」のニュースがトップに上がっていました。
はて…?お菓子の名前か何かの隠語か…?
寝起き直後で頭が回らないまま、このポップでガーリーなネーミングセンスに惹かれて記事を開くと、
月が異様に赤っぽく見える現象をストロベリームーンと呼ぶらしいことが分かりました。
そこでピンときました。
「Pixel3aのカメラでどれくらい写るだろうか?」
そんなわけで実際に撮ってきました。
ストロベリームーン VS Pixel3a
普通のスマホで月を撮ると、かなりしょぼい写真になってしまいます。
それまでも月の明るい晩は思わずカメラを向けることがありましたが、
その迫力はまったく伝わることはありませんでした。
しかし、現在僕が使っているのは夜景撮影に定評のある「Pixel3a」です。
Pixel3aがどれくらいの力を持っているかは説明するよりも見た方が早いと思います。
まずはこれッ!!!
ド ン ッ !
↑ただのマクドナルドがお洒落な夜カフェに…!?
まだまだこんなもんじゃありません。
さらに…!!!
↑!?
紫川が紫がかってキラキラしています。
もはや綺麗過ぎてただのフリー夜景素材にしか見えません。
↑と、まあこんな感じに夜景が撮れるわけです。
従来のスマホカメラでは撮影が困難だった月。
さらに今回はストロベリームーン。
相手にとって、不足はない。
ストロベリームーンとは何?由来について
メインイベントを盛り上げるためには、ストロベリームーン側の情報も必要。
僕自身、ストロベリームーン=月が赤く見えるってこと以外何も知らなかったので簡単に予習しました。
ストロベリームーンとは、6月の満月を指す名称。
アメリカ西部に暮らすオジブワ族が、その月に採集できるものを月の呼び名にしていたのが起源となっているそうです。
(つまりイチゴの収穫時期が6月だったということ)
イチゴが月の色を表しているのではなく、文字通り本物のイチゴを表していたとは驚きです。
もちろん、月の色から連想しているという説もあって、
ヨーロッパではハニームーン、ミードムーン、フルローズムーンなんて呼ばれたりもするそうです。
次にストロベリームーンがなぜ赤く見えるのかについて。
朝日や夕日が真っ赤に見えるのは、
地平線や水平線などの低い位置にあるから。
ストロベリームーンの原理も同じで、夏至で月が低い高度で空を巡ることにより赤く見えるそうです。
もっと細かいメカニズム(大気、光、色の関係性)については省きます。
ストロベリームーンで恋が叶う?意味について
可愛らしい名前といい、ある時期にしか見られない希少性。
イベントにしてくれと言わんばかりのあざとさを持っていますね。
ストロベリームーンは恋愛成就と結び付けられているようです。
・ストロベリームーンを好きな人と一緒に見ると結ばれる
・ストロベリームーンを見ただけで恋愛運が上がる
・ストロベリームーンの画像を待ち受けにすると恋が成就する
なるほど。
いかにもな恋まじないですね。
真偽はさておき、
月見を口実に外を出歩くのは面白いと思うし、それがキッカケで距離が縮まることもあり得るので、
結果的に「ストロベリームーンのおかげ」と思えるようなケースは多々あるんじゃないかと思います。
ここはいっちょ、最強のストロベリームーン写真を撮ってネット上にばらまいてやろうではありませんか。
ストロベリームーンをスマホ(Pixel3a)で撮影してみた
↑あれ…ピクセルちゃん…!?
これはあんまり、というか全然撮れてないような…。
全体が明るすぎるのと、月が明るすぎるせいでしょうか。
フォーカスを指定して明度を変えると、
↑さっきより夜っぽい、けどこれは惨敗と言わざるを得ません。
一眼レフはもちろん、普通のスマホで撮ってももうちょっと綺麗に写せるのでは、思わされる出来栄えです。
考えられる原因は2つあって、
1つ目は時間が遅かったこと。
この月にストロベリー感は一切ないけど、撮影時間が遅すぎたので普通の月になったのかもしれません。
おそらくピンク色に見えるのは日の入り後くらいと思われます。
2つ目は天気が曇っていたこと。
夕方以降から雲が増え始め、この写真でも雲が輪郭をぼやけさせています。
生で見ている臨場感は出なくていいから、せめて真ん丸のお月様っぽく写ってくれれば。
予想外の結果になんとなく納得できないので、
明日もリベンジしようと思います。
時間はもっと早く、赤くなくていいから月を月っぽく撮ることが目標です。
[…] このサイトの記事を見る […]