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大学はぬるいのか?ぬるま湯で生きてきたアラサーが考えてみた

イベント事があれば渋谷に集まって狂ったように浮かれ騒ぐ。

高頻度で飲み会をして、夏はレンタカーで海に行ってBBQやナンパ。

講義の大半は寝て過ごし、単位に関係なければ出席すらしない。

ネットで挙げられる典型的なイキり大学生。

僕の通っていた大学にも少なからずそんな輩がいました。

今回はそんな話です。

大学はぬるいのか?

大学はぬるいのか?

僕は激ぬるだと思ってます。

夏休みや春休みは滅茶苦茶長いし、

寝ていようがサボろうがとやかく言われることもありません。

 

しかし、それは言い換えれば厳しい環境とも言えます。

講義で後方席を占拠して居眠りしているような学生がいる一方で、

真面目な人は将来のために考え学び続けます。

TVやネットのニュースを見ていると悪目立ちする大学生がフォーカスされがちですが、

実際には真面目に頑張っている学生も滅茶苦茶多いんですね。

このサイトの性質上、僕は現役の学生とやり取りすることも多いのですが、

想像以上に自分のやりたいことや将来を真剣に考えていて、

そのモチベーションの高さや行動力に驚かされることがあります。

 

大学は自由でぬるい環境だからこそ、

その自由を学びに使うか、遊びに使うかの選択が当人に委ねられるのです。

その代わり、何を選んでもどうなっても全て自己責任

ある意味でとても厳しい環境だと言えますね。

大学でぬるま湯な生活を送る人に必要な資質

真面目な学生と遊び回っている学生の間には、ゆっくりとですが差がつき始めます。

在学中には分かりにくいですが、社会人になってからは目に見えて差が出てきます。

その差は今後より顕著になり、差が出始める時間も早くなることが考えられます。

 

なぜそんなことが言えるのか。

それは現代が個人の時代になってきているからです。

もっと分かりやすく言うと、国や会社に依存せずに自分で考えて自分で稼げるような人しか生き残れなくなるということです。

もちろん、それができなくても生きていけますが、

自分で考えられない、何も生み出せない人は企業に安価で雇われて死ぬまで労働し続ける生活しか選べなくなります。

 

つまりこれからの社会人に求められる資質と、従来学生に求められていた資質が同じになったということです。

その資質とは「能動的に学ぼうとする姿勢」「自分で考える力」

なんとなく大学に入ってなんとなく過ごしている人にとっては、

大学は自由な遊び場でしかありません。

しかし、能動的に学び成長しようとしている人にとっては、

大学は最高の環境になります。

 

同様に、何も考えずになんとなく生きている人にとって、

社会は非常に厳しく生きにくい場所になり、

自分で考えて学び続ける人にとっては、

社会はチャンスの多い自由な場所になります。

 

なんとなく就職して、なんとなく働いて、長く勤めていれば稼げる、

そんな時代はとっくに終わっています。

終身雇用が崩れてリストラが緩和されて、

大手企業でも普通に倒産する時代になり、

会社員になれば安定、安泰なんて夢の話。

働き方も生活も5年先ですらまったく想像できません。

 

先が予測できない時代に求められるのは、未来を予測する力ではなく、

どんな状況になっても活路を見出そうとする「自分で考える力」です。

そして、自分に足りない能力を補おうとする「能動的に学ぼうとする姿勢」。

まだぬるくて自由度の高い学生時代の間にこの能力を磨いておくことが、非常に大切だと思います。

ぬるま湯だった大学時代

偉そうに色々書いていますが、僕自身は大学でぬるい生活を送っていました。

友達と遊ぶことはほとんどなく、自宅で本を読んだりゲームをしているだけ。

就職や将来のことについては、漠然と「働き続ける生活は嫌だなー」くらいにしか思っていませんでした。

 

結果、適当に就職して社会人になった時に苦しみました。

働き続ける生活が嫌だったのなら、

・どうすれば働かずに稼ぐことができるか?

・働かずに稼げる仕事なんてあるのか?

・会社員にならない選択肢はあるのか?

といったことを真剣に考えて何らかの行動を起こすべきでした。

 

なんとも怠惰で後ろ向きな考え方ですね。

しかし、会社を辞めてブログを書いている今でも、

この気持ちは変わっていません。

「起業してバリバリ稼いでます」

「新しい時代の働き方してます」

みたいなスタイリッシュなノマドワーカーのような、

そういう感じになりたいとか、そういう風に見られたいとかはまったくなくて(魅力も感じなくて)、

僕を突き動かす動機は、働くのがめんどくさいし嫌だからラクして生きたいなーという気持ちだけです。

 

朝は目覚ましに起こされたくないし、

激混みの電車で通勤なんてしたくない。

取引先やお客さんとの飲みなんて行きたくないし、

夜は好きなだけ夜更かしして遊んでいたい。

 

子供じみたワガママですが、

こういった日々のストレスが無くなることが、

物凄く幸せなことに見えていたんです。

大学のぬるま湯生活を継続させたいなら…

今頑張っている人も、遊び回っている人も、

極論、目指しているのは幸せな生活だと思います。

だから、全ての学びと努力を自分の理想世界に向かわせることが幸せへの最短距離だと言えます。

 

今の生活を続けていて、自分が幸せだと思える世界が実現できるか?

それを考えた時、就職して働いていたら実現不可能だということも大いにありえます。

というか、僕がそうでした。

しかし、僕は何もアクションを起こさず真っ直ぐに苦しみの道を歩んでしまいました。

だから過去の自分に、過去の自分のような学生の方には、

同じ道を歩いてもらいたくないと思っています。

 

つまり、膨大な時間が使えるぬるま湯生活のうちに何か行動を起こした方がいいよということです。

選択肢は膨大にあるし、何が成功するかなんて分かりません。

もっと言えば、年齢や肩書など関係無しに誰にでもチャンスがあります。

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