子供部屋おじさん。
子供の頃の勉強机をそのまま使っている実家暮らしのおじさんを意味する造語です。
その意味が微妙に変わって略されて「こどおじ」。
子供の頃から精神的な成長が止まっているおじさんを指す言葉として使われています。
こどおじでニートだった僕
僕はこどもおじさんです。
さらに言えば数年前まではニートとアルバイトを往復する生活をしていました。
マイナス属性をこれでもかってくらい詰め込んだ僕は、
昼間に知り合いに会うのが嫌で夜な夜な行動するしかない哀れな怪物だったのです。
しかし、悲壮感を出しましたが僕はいつもうなだれていたわけではありません。
現状を変えたい、けど何をすればいいか分からない、部屋に閉じこもっていると気が狂いそうになる、
そんな不安と焦りが混じり合った心境でギラギラしていました。
「思ってたより重そうな話だった」
その気持ちわかりますが、ブラウザバックは待ってください!
ここから先は少しライトに、
僕が考えるこどおじの生態、心理、脱出法をユルく書いていきます。
こどおじで何が悪い
子供おじさんはネットでは嘲笑の対象となっていますが、
実際はこどおじで悪いことは別にないんですよね。
・子供の頃の勉強机を使っている
=物を大切にできる
・実家暮らしをしている
=お金が貯まるし、家事の分担ができるので効率的かつ計画的
・子供の頃から趣味が変わっていない
=情熱を継続させる才能を持っている
それではこどおじの何がいじられるのかというと、
実家で暮らしていることよりも、精神的な幼稚さを残していることがいじられるのです。
中年実家暮らしというワードの持つインパクト、
他人から見たときのイメージ、
社会というフィルターを通して相対的に見たときに自分がどう写っているかを客観視できない、
自分のことしか見えない、考えられない、自立していない、
という意味で精神的に子供だと判断されてしまう問題です。
こどおじの幼稚さと恋愛
こどおじは実際に子供部屋を使っているかよりも、精神的に幼稚かどうかで判断されている。
そうは書いたものの、他人の評価や世間的にどう見られるかとか、
そういうのは大したことではないのでまったく気にしていない人も多いと思います。
しかし、こどおじであることの弊害として「異性にモテないのでは?」という問題があります。
僕はそんな問題すらどうでもいいと思っていますが、人によっては切実な問題かと思います。
結論から言えば、こどおじの異性問題は杞憂に過ぎません。
都会での「こどおじ」のイメージは分かりませんが、
地方では小学生の勉強机を使っていようが、実家で暮らしていようが、
それで足切りされるようなことは基本ありません。
なぜなら地方では実家暮らしの人が多いからです。
こどおじがネットでいじられてネタにされてるのはあくまで冗談半分で、
実際に面と向かって会ったときに「実家暮らし(笑)」と馬鹿にされることはありません。
一人暮らしでもパッと見で大人っぽい人でも、精神的に幼稚で未熟な人だと判断された人が足切りされていくだけです。
「こどおじ」という言葉も、実家暮らし=ダサいという感覚も、
あくまでネットの中の極一部の価値観なのでナーバスにならなくていいと思います。
こどおじで働いてる人
子供おじさんでも、一人で生きていけないから実家にいる人と、
親元を離れることができるけど、あえて実家に残り続けている人がいます。
不可抗力で子供部屋を出れないならともかく、自由な選択肢があるのに一度も実家を出たことがない人は、
「一人暮らしをする必要がないから」、「実家を出る意味がない」
と合理的なことを言いがちです。
しかし実家を出ることで得られる可能性や、心境の変化には目を向けていないのかもしれません。
ここでは自立心が芽生えるとか、精神的に成長するなんてクソみたいな紋切り型の講釈を垂れるつもりはなく、
寝ても覚めても一人という圧倒的な開放感を僕は推したいです。
そんなわけで一人暮らしをしたことがないのに実家暮らしが最高だと考えるのは早計です。
そんな子供おじさんにはこういった傾向が強いように思えます。
・変化することが怖い
・挑戦が苦手
・リスクを負うのは嫌
・現状に疑問を抱かない
こういった性格から、現状に不満があってもアクションを起こせなくなるのです。
心の中までこどおじな人は「いつか劇的な何かが起こって人生が変わる」とすら思っている節があります。
変わらないですよ。
変わるかもしれないけど、空から女の子が降ってくるのを待つくらいの確率だと思います。
それに内心では薄々気づいてるんじゃないでしょうか。
仕事も恋愛も人生も、自分から動かなければ何も変わらないということに。
でも動けない。
傷つくのが、失敗するのが、損害を被るのが、怖くてたまらない。
情けないとは分かっているけど、勇気が出ない。
結果、現状維持に甘んじてしまいます。
そこで勇気を出して行動を起こしましょうというのは、難しい話。
なぜなら勇気を出して動けないからです。
勇気の無いこどおじの僕から言わせてもらうなら、
「それができてれば、いつまでも子供用勉強机を使ってねぇよ」という話です。
そんな僕が提案したいのは、勇気を必要としないやり方で少しずつ世界を変えていく方法です。
そして、ある程度行けるという見込みがあってから初めてアクションを起こす。
その方法とは副業です。
副業の戦略は極めてシンプル。
いきなり大金を稼ぐことはできないし、仕事を辞めるなんてもってのほか。
バイトなり会社員なり現在の生活を続けながら、コツコツと作業に取り組んでいくだけです。
それだとゲームをする時間が無くなる?
そんなこと言ってるからいつまで経ってもこどおじなんですよ!
現状を変えようとするなら、時間とお金の自由を両立させたいなら、
従来ならリスクを負って行動を起こしてチャレンジする必要がありました。
でもそれをしない、勇気を出さない、安全な方法で変えていきたい、
そんな虫のいい話で人生を変えようとするなら、
一時の苦労と時間の投資は我慢しなければいけません。
毎日好きなだけゲームをしてても生活が回るようにしたいなら、
今だけはゲーム断ちして、その情熱を副業に向けるべきです。
こどおじにはブログがおすすめ
副業と言っても何をすればいいのか分からない。
選択肢は色々ありますが、僕はブログをオススメしています。
その理由は以下の通り。
・僕自身がブログで稼げるようになったから
・ブログを使った稼ぎ方を教えることができるから
・ブログは資産型のビジネスで自由な時間が手に入るから
・こどおじのままでいられるから
夜にゲームをしていても、明日は仕事だから寝ないといけない。
会社員時代の僕はそんな風に、プライベート時間でも仕事を意識したディフェンスの立ち回りをしていました。
しかし、ブログで稼ぐようになってからは時間と場所にとらわれなくなったので、
好きなだけ夜更かししてゲームができて、好きな時間に起きて、好きな場所でまったり作業する日々になりました。
この記事も近所のマクドナルドで書いています。
結果、僕はこどおじを卒業するどころか増々こじらせることになりました。
それは実家暮らしであるとか、子供用勉強机を使っているという形式的な部分ではなく、
我儘に自分の好きなことをして生きているという意味でです。
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