苦手な人や嫌いな人に媚びた笑顔を向ける。
電車で座れた座れないに一喜一憂する情けない出退勤。
変わらない仕事を淡々と消化する日々。
目覚まし時計を叩き潰して布団の中にいられたらどんなにいいでしょうか。
目次
仕事したくない、家にいたいと思う会社員
パッとしないぬるま湯のような大学生活を終えて、僕は普通に就職しました。
会社に馴染めず、仕事にやりがいを見いだせずに悶々とする毎日。
周りを見ても楽しそうに仕事をしている人は一人もいませんでした。
・胃潰瘍になって薬を飲みながら仕事を続けている人
・学生時代に戻りた過ぎて、深夜に大学前まで行って泣いた人
・大好きだったゲームや漫画を楽しむ余裕すらなく、ぼんやりとスマホを眺めることが日課になった人
・平日の誘いに応じなくなり、休日でも夕方には帰りたがるようになった人
これらは僕が実際に見てきた人のほんの一例です。
生活の全てが仕事最優先で回るようになり、
趣味や人付き合いも全て二の次になります。
何もかもが保守的になり、疲れは残したくない、気力がない、時間がないが口癖。
幸せや楽しみ、充実感、満足感は、その環境の中でしか求めようとしません。
つまり、今の環境が30点なら、その環境の中で得られる満点も30点。
その30点に満足するような感覚になってしまっているのです。
仕事行きたくないから仕事を辞めた人
↑これは僕のことですね。
このままの生活では自分が望む生活は絶対にできないと思った僕は、
心身ともに限界だったので仕事を辞めました。
Q、辞めた後はどうしたのか?
A、ニートになりました。
どこに転職したって「週休2日で1日8時間以上勤務」が最低条件になっている時点で、
僕の価値観ではその環境のMAXは30点だと思ったからです。
「好きなことならいくらでもやるんだけどなぁ…」と偉そうに言いながら、
ハロワの隣にあるパチンコ屋で回らない台にイライラしながら、
どうすれば満足する生活ができるかを考えていました。
家にいたいのはアルバイトも同じ
ニートをしていればお金は減っていきます。
何も考えずにパチンコに行ったりラーメン屋に通っていたら、
貯金はあっという間に底をつきました。
「お金が無いから働かないと…」
そう考えた時に会社員、アルバイトしか選択肢が出てこないのは、
僕の価値観の中でしかお金を得る方法を考えられなかったからです。
「大金を稼げなくていいから、自由な時間がある生活をしたい」
そう思って正社員を選択肢から外し、アルバイトでお茶を濁しました。
しかし、そんなアルバイトですら面倒になってしまったので、
自分は社会で生きていく適正がないと心底感じたのです。
周りの人たちは苦しみながらも毎日一生懸命働いていました。
仕事行きたくない、家にいたいので考えた
「100%の満足、充実感を感じられる生活ってどんなだろう?」
今の生活が100点でないことは分かっていましたが、
自分にとって何が100点の生活かよく分かっていなかったので、改めて自分の価値観を見直すことにしました。
何もしなくてもお金が入ってきて、まったく働く必要がなく、好きなことだけやれる生活。
それは無理でしょう。
目指すにしても段階を踏んでいかなければイメージすらできません。
段階を踏むとは、そこに行くために地道に努力するということです。
それは普通の会社員をしていて目指せるでしょうか。
多分無理です、会社員ではそこまで稼ぐことはできません。
稼いだ頃に老人になっているのも無理、そこまで耐えることはできません。
頑張ったり苦労したり我慢したりすることができるのは、
その先に望む物がある時だけです。
では会社員を続けたらどこに向かうのか?
向かう先で得られるものを考えた時、やはり僕には会社員生活は無理だと分かりました。
会社員にならないのは自分の時間を優先しているから
「なんで就職しないの?」
「なんでアルバイト生活してるの?」
友達や親からは繰り返しそんな質問をされました。
しかし、自分にとって30点満点のライフスタイルで生きていくことは考えられません。
しかし、そのために何をすればいいのか分からなかったので、
生活費を稼ぐためにアルバイトをしてはニートに戻るの繰り返しで時間だけが過ぎていきました。
アルバイトをしながら考えていたのは、どうすれば会社に依存せずに稼げるようになるか。
稼げるようになって自分の時間をどれだけ増やせるかだけが望む道でした。
仕事に行かなければ得られるもの
・自由な時間
・好きな時間に寝て起きれる
・好きな場所で生活できる
・苦手な人に無理に合わせなくていい
・乗り気じゃない飲み会に行かなくていい
・趣味や好きなことにかける時間を縮小しなくていい
・本当にやりたいことをとことん追求できる
ところで、僕は自由度の高いゲームが好きです。
具体的に名前を出すと「エルダースクロール」シリーズ、「マインクラフト」など。
「ゼルダの伝説BOtW」はそのためだけにスイッチを購入して、寝る間も惜しんでプレイしました。
これはリアルの人生においても全く同じ。
時間、お金、場所の圧倒的な自由度の獲得が僕の目標です。
自由度の高い人生を楽しむ
自由度が高いということは、自分なりの楽しみを見出したり、楽しみ方を考えなければいけないということです。
その姿勢は「能動的に生きる」ということです。
与えられたから仕事をするのでなく、
決まっているから出社するのでなく、
怒られるから従うのではなく、
社交辞令だから仲良くするのではありません。
僕が「仕事行きたくない、家にいたい」と考えていたのは、
自由な時間を大切にしたかったこともありますが、
自分で選択して、自分で決めて、自分の意思で頑張りたい、
人生の主導権を握りたいという欲求があったからなのかもしれません。
仕事行きたくない、家にいたい男の末路
ブログを始めた頃の僕は、会社員の頃より長い時間作業していました。
しかし「会社員の生活に比べれば数倍楽しい」と感じていました。
その根底には、
自分で選んだ道を、自分の意思で歩いているという実感があったからです。
望まない会社員生活をしていた期間は言うなれば、
ストーリーの5/7がムービーのゲームを遊んでいたようなものです。
例えが分かりにくかったらすみません。
でも5/7がムービーのゲームなんてクソゲーですよ。
それを改善する手段は一つ。
別のゲームやればいいだけです。
クソゲーと分かっているゲームを「つまらない辛い」と言いながら遊び続ける理由なんてありません。
つまり「仕事行きたくない、家にいたい」と思い続けて、欺瞞的に今の生活を続けるくらいなら、
仕事に行かず、ずっと家にいられるような手段を全力で探すことが大切だということです。
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