人生を「ゼルダの伝説」みたいに攻略しよう。
↑これが今回の結論です。
「ゼルダの伝説」シリーズを熱く語ったり、
リンクへの愛やうんちくを語る内容でもありません。
リンクを参考にして、自分の人生攻略しようって話です。
目次
大切なことは「ゼルダの伝説」から学んだ
「ゼルダの伝説」シリーズは、
様々なアイテムやギミックを駆使してダンジョンを攻略して、あの手この手で弱点を探してボスを倒す、
これが基本的な流れになっており、試行錯誤を楽しむのがゲームの醍醐味になります。
2017年に任天堂スイッチで発売された「ブレスオブ・ザ・ワイルド(通称BOtW)」は過去最大級の自由度を誇り、
ゴリ押しや半分バグのような攻略ができて話題となりました。
効率のいいアイテムの集め方、モンスターの狩場、一番楽な強敵の攻略法。
どのようなルートを歩くか、どのようなやり方で攻略するかの試行錯誤を素直に楽しいと思わせてくれる傑作だったと言えます。
僕は時間を忘れてBOtWに夢中になったのですが、
ゲームをやっていてふと思いました。
「現実もこうやって生きれば楽しいんじゃないか?」と。
ゲームや漫画のキャラクターを人生の成功法則になぞらえている本はたくさんありますが、
そのノリに乗っかって言わせてもらうなら、
リンク的な生き方は現代社会とかなり相性がいいと思ったのです。
リンクのかっこいいところ①オールラウンダー
リンクのメインウェポンと言えば剣(もしくは弓?)。
何が得意でもいいけど、リンクは剣以外の武器やアイテムを何でも使います。
爆弾、ブーメラン、パチンコ、ダンジョンで手に入れたアイテムなどなど。
この「使える物は何でも使う」という柔軟性は実生活に是非取り入れたいです。
全てを極める必要はないけど、色んな経験を積んでおけばそれだけ潰しが効きます。
功利的な考え方なのであまり好きではないですが、目まぐるしく変わり続ける社会で生き残るためにはどうしても必要な考え方だと思いました。
例えば、現代は5年10年先の未来がまったく見通せない時代になっています。
年功序列や終身雇用が崩れ、会社からいつ切られるか、会社がいつ潰れるかも分かりません。
そんな社会で必要とされるのは新しいことを積極的に学べる能動的な姿勢です。
つまり、大切なのは「何でもこなせる」ことではなく「好奇心を持って何にでも挑戦できる」という姿勢です。
僕は「適正分野、得意分野に全振り」という考え方を持っていますが、
最近では「いったん何にでも手を出してみること」を意識するようにしています。
様々な経験や知識が思わぬところで役に立ったり、既存の物を組み合わせることで新しい物が生まれたりするからです。
剣だけしか使わないリンクでは攻略できないボスとかダンジョンがあります。
つまりはそういうことです。
リンクのかっこいいところ②勝つために手段を選ばない
・使える物は何でも使う
・徹底的に弱点を狙う
・一番効率のいい方法をためらいなく選ぶ
リンクの前にはダンジョン、ボス、様々な障害が立ちはだかります。
そんな時、壁を乗り越えるため、勝つためなら何でもする姿勢は是非学びたいところです。
そのようにリンクを動かしているのはプレイヤー自身ですが、
実生活ではそのように立ち回れないからこそ余計にそう思いますね。
「ゼルダの伝説」に限らず、攻略・対戦型のゲームをする人はナチュラルにこの立ち回りをします。
僕の数少ない友人はゲームにおいてとにかく徹底した効率主義者でした。
オンラインゲームでは効率的な狩場を見つけたら、延々とそこを周回して、
格闘ゲームをすればためらないなく最強キャラを使います。
例えば、wiiのスマブラをやっていた頃、メタナイトが最強キャラと言われていましたが、
その友達はメタナイトを好んで使っていました。
スマホゲーを始めれば大金を投じて一気に強くなって、こつこつプレイで時間を浪費することを嫌いました。
その考え方は非常にシンプル。
お金でアドバンテージを取れるなら取って、
ぶっ壊れ性能のキャラやアイテムがあればそれを使う。
ゲーマーとしての変なこだわりやプライドを持たずに、
ただ「勝つ」という一点において最短距離を走ろうとします。
スポーツっていい意味で性格悪い人が強いです。
ルールとモラルの範囲内で相手が嫌がること、弱点を徹底的に突ける人が強い。
ゲームでも弱点属性狙い撃ちは基本だし、いかに効率良く楽に勝つかを考える。
この考え方はビジネスでも同じ。
真正面からクリーンに突っ込む人は一生負け続けます。— 渡辺(ブログやってます) (@QMUbsDOb8SJfMLI) October 28, 2019
こういうスタンスはスポーツやビジネスの世界で滅茶苦茶強いと思います。
勝つために必要なことなら選り好みせずになんでも学び、
ルールやモラルの範囲内で相手の弱点や、社会の抜け穴を探して攻略する。
その姿勢は時に、
・卑怯、せこい
・性格が悪い
・プライドがない
こういった心無い罵声を浴びせられることもあります。
外野の声をまったく気にせず淡々と結果を求め続ける人もいれば、
巧みに外面を守りつつ裏では冷徹に効率を求める人もいます。
多くの人はゲームの中で「勝つために手段を選ばない」スタンスでやっています。
それなのに、現実世界ではバカ真面目に真正面からぶつかることを選びます。
何も考えずに真っ直ぐぶつかってくる人は、貪欲に勝ちを求める人からすればいいカモです。
何よりあの手この手で試行錯誤する楽しさを味わうことができません。
そんな時こそリンクの立ち回りを思い出しましょう。
工夫して攻略することって悪いことでもずるいことでもなく、楽しいことだったはずです。
リンクのかっこいいところ③ソロプレイ
リンクは冒険の中で多くの人に助けられて、時に共闘することで強敵を退けてきました。
専門外のことは人に頼ったり、手助けしてもらう。
この考え方は間違っていませんが、人は本質的に一人だということを忘れてはいけません。
受験でも、就活でも、仕事でも、その過程で多くの人に支えられ助けられます。
しかし、最後の瞬間は誰も頼れないから、自分の力でなんとかするしかありません。
全てを人に頼ることはできないし、騙されたり裏切られたりすることもあります。
人に助けを求めはするけど、最後に頼れるのは自分だけ、自分でなんとかするしかない。
諦めや卑屈とは違うこの覚悟が先に述べた、
①オールラウンダー、②勝つためには手段を選ばない、
という考え方に繋がってきます。
「自分はこれだけやっていればいい」と可能性を狭めてしまわずに、
楽しみながら色々平行して行うことが大切です。
リンクのかっこいいところ④フィードフォワードの鬼
これはリンクの性格というより、
プレイヤーがダンジョンを攻略すれば、自然とフィードフォワードを回すことになります。
そもそも「フィードフォワード」とは何か?
フィードフォワードとは、
フィード=やったこと
フォワード=さらによくするためにはどうすればいいか
を繰り返して行動を改善していく方法です。
普通のこと過ぎて見落ちしがちですが、
非効率なことを延々と繰り返したり、
同じやり方で何度も失敗を繰り返してしまうことはよくあります。
しかし「ゼルダの伝説」の場合、
①ダンジョンの謎解き、未知の敵と遭遇
②とりあえず思いついたやり方を試す(フィード)
③どうすれば攻略できるかを考える(フォワード)
このやり方ではどうだろう、こちらの方がもっと効率的ではないか、改善して再び挑戦する。
リンクを動かしている時、特に深く考えずにナチュラルにこのやり方をしています。
しかし、これが実生活になると「何をすればいいかわからない」「うまくいくか分からない」という理由で行動が起こせなくなります。
行動して失敗すれば心が折れてしまったり落ち込んでしまって、次の一手を考えらなくなってしまうことも少なくありません。
ゲームでならリスクや失敗を恐れないのに現実だと動けなくなってしまう。
失敗したことに対して建設的な考え方をすることができない。
これはおかしいことではないと思いますが、実際のところ失敗したことで全てがお終いになることはそんなにありません。
単に失敗したくない、恥をかきたくないという心理がブレーキになっているだけだったりします。
行動する、行動したことに対して改善案を出す。
恐ろしくシンプルでポジティブな戦略ですが、これほど難しいことはありません。
まとめ
①オールラウンダー
②勝つために手段を選ばない
③ソロプレイ
④フィードフォワードの鬼
当たり前ですが現実は「ゼルダの伝説」よりも自由度の高いゲームです。
何のために生きるのか、どう生きるのか、どうやって生きるのか、
全て自分のやりたいようにやることができるはずです。
既存の概念や社会常識、世間体で勝手に縛りプレイをして、
その縛りを自慢するようなスケールの小さい生き方はやめようと思いました。
さしあたって僕がしたことと言えばやはりブログ関連のこと。
僕は長いことブログのみやってきましたが、
ブログにもっと人を集めるために、会社に依存せずに生き残り続けるために、
他の媒体や手段も活用した方が効率がいいと考えました。
今までもやった方がいいとは分かっていましたが、SNSになんとなく抵抗があったので後回しにしていたのです。
とりあえずtwitterを始めたのは小さな一歩です。
上手く行くか行かないかは分かりません。
改善案や次の作戦を考えて実行することが大切だと思います。
頭の中の僕はもみあげを長くして緑の頭巾を被っています。
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