ドウダンツツジは主に西日本に生えている低木。
秋は真っ赤に紅葉し春は白い釣り鐘のような花を咲かす、季節の変化を色濃く反映させる見所の多い木です。
今回はそんなドウダンツツジの群生地として知られる「どうだん原」に行ってきました。
どうだん原の駐車場、ハイキングコースの入り口など
所在地:静岡県島田市千葉835-411
アクセス:車&徒歩(10~20分ほど)
駐車場:あり
備考:トイレ、自販機、ベンチあり
どうだん原は地元民でも実際に行ったことのある人は少ないと思います。
その理由として挙げられるのが、
・どこにあるか分からない
・山奥にあるので行くのが面倒
の2点です。
↑こちらは千葉山にある「スカイペンションどうだん」。
ここまでは車で行けますが、どうだん原へはそこから10分~20分ほど歩きます。
ハイキングコースは入口が分かりにくいですが、写真の建物の右側に進んでいくとあります。
道は起伏がありますが、そこまで長くはないので道なりに進めばすぐです。
どうだん原へのアクセス【島田市】
↑どうだん原にはオール徒歩で向かうこともできますが、今回はペンションまで車で向かいました。
伊太側のルートは景色がいいのでお気に入りです。
↑山は寒いかと思っていましたが、日差しが強くて暑いくらい。
走行注意の看板が見える道を奥へと進みます。
↑スカイペンションどうだんまで来ました。
目下にはちらほら紅葉した樹木が見えますね。
かなり高くまで来たように感じますが、標高はたぶん300mくらいです。
↑よくある勘違いは、ここがどうだん原だと思うこと。
そうでなくても、ここから数十分歩くのが面倒になって帰る人、ハイキングコースが見つからず諦めてしまう人もいるかもしれません。
ペンションの建物横を通ってハイキングコースへと入っていきましょう。
どうだん原の紅葉【ドウダンツツジ】
↑ハイキングコースは一本道になっているので迷うことはありません。
道の途中途中にもお地蔵さん?石仏?が置かれています。
↑道は丁寧に整備されています。
段差や坂があるので、着こんでいるとかなり暑くなります。
↑目印の石仏。
後から見返すと味のある道ですが、歩いている最中はそれを楽しむ余裕はありませんでした。
↑しばらく進むと左右にドウダンツツジが見えてきます。
↑周りの木と比べるとドウダンツツジの小ささがよく分かります。
濃い赤が綺麗です。
↑色づいた木々を見るのもいいですが、こういう何気ない道もいいですね。
↑野生のりんどう。
花言葉は「悲しんでいるあなたを愛する」。
あえて悲しませてその姿を愛でる歪んだ愛を想起した僕は汚れています。
↑部分的にドウダンツツジが群生しているのは面白いですね。
山中深く練り歩いて最初にこの景色を見つけた人は、宝物を見つけたみたいに嬉しかっただろうなと思います。
↑手で触れる高さに葉があります。
狭い道を覆うかのように立ち並ぶ木々にダンジョンっぽさを感じました。
反射的に「この奥に進みたい」と思わされます。
↑差し込む日で葉っぱがキラキラ輝いています。
写真では伝わらないので言い訳させてもらうと、実物はこの10倍綺麗でした。
↑ある程度進んだら引き返します。
帰りは坂道が多め。
山の中は寒いかと思っていましたが汗をかいてます。
↑倒木や切り株、石の配置が絶妙だと思いました。
まとめ
どうだん原は山奥にあって歩かなければいけないので人は少ないです。
僕はいわゆる観光名所や有名スポットは混雑していて苦手なので、
そういった方にはかなりオススメできる場所です。
コメントを残す