うだつの上がらない人生を変えるには、才能よりも行動力だという話

 

5年ほど前の話。

 

友達
今の会社、残業が多すぎてキツ過ぎる
渡辺
じゃあ上司に残業を減らして下さいって言ってみれば?
友達
そんなの言っても無駄だし、仕事が多すぎて物理的に不可能なんだよ
渡辺
それなら残業が少なそうなところに転職すれば?
友達
まじでそうするわ、ほんとクソ過ぎる

その後、友達がどうなったかと言うと…

実はまだその会社で働いていて、会うたびにクソクソ言っているのです。

うだつの上がらない人生を送るのは行動しないから

「現状に不満があるのに具体的な行動は起こさない」

僕が友達にそれ以上何も言えないのは彼の気持ちが分かるから。

つまり、僕自身が身に染みてこの悪癖を持っているように感じているからです。

 

しかし、僕の場合は衝動的に会社を辞めたことで、否が応でも行動しなければいけない状況になりました。

ぬくぬくのコタツから出られなくても、家に火がつけば裸足で外に飛び出すよねって話です。

そして1年半ほどアルバイトをしながら、ほぼ毎日ブログ記事を書き続けた結果、

今ではブログだけで生活できるようになりました。

 

振り返った時いつが一番苦しかったか考えると、

行動を起こすのと起こしてから最初の3ヵ月くらいがピークだったと思います。

右も左も分からない、慣れない、色々調べたり勉強しながら進まないといけなくて、容易に結果は出ない。

稼げるようになってからも様々な不安がありますが、比べてみると最初の頃の方が不安とストレスが大きかったです。

まず最初に何をすればいいのかハッキリすることで行動のハードルは下がる

行動を起こす時に腰が重くなったりめんどうになってしまうのは、

ずっと先に見える結果よりも、目先の苦労や失敗のリスクを考えてしまうからです。

上述の通り、僕がブログを始めた時がそうでした。

 

無料ブログではないしっかりしたブログの始め方がまったく分からないし、

それをどうやって収益化するのか、どうやって人を集めればいいのかも分かりませんでした。

何より「今からアフィリエイトを始めて稼げるの?」という疑心暗鬼もストッパーになっていたと思います。

 

始まる前から、いや、何も始まっていないからこそチラついている「全てが未知」という状態が大きな壁に見えたのです。

未知のものにチャレンジする時には情報が必要です。

そして情報を効率よく得るための手っ取り早い方法は「情報に投資すること」です。

 

「ははーん、さてはここから高額商材を売り込むつもりか!」と思うかもしれませんが、そうではありません。

何を始めるにしても最初は正しい知識や情報という道標を得た方が結果的に挫折しにくくなると言いたいだけです。

ブログで言うなら情報は本でも有料noteでもよくて、最近では安価で良質な情報が数多く転がっています。

 

話を戻しまして、「続くか分からないから最初は自分でやってみる」という風にすると、

結果的に難易度が上がって続かなくなってしまう人は大勢います。

無力な初心者だからこそ最初はお金を払ってでも情報を入手した方がいいのです。

そうは言っても情報の大切さを説いてお金を巻き上げようとするケースも多々あるので、取捨選択は難しいよねって話ではあるのですが…。

不満のある環境から抜け出す努力よりも、不満はあるけどルーティン化した環境を選ぶのが大多数

うだつの上がらない人生を変えるために何かを始めようと思うのはいいことです。

しかし、それが自分にとってためになる、いい方向に向かうであろうことが予測できても、

多少の不満があっても慣れ親しんでルーティンとしてこなせる今の生活を選んでしまうのが多くの人間です。

そこに至るまでの困難や慣れないことに取り組むストレスをとにかく面倒くさがるんですね。

 

現在は未曽有の副業ブームで、僕のところにも「ブログで稼ぎたいです!」という人が連日訪れます。

僕は「まずは、ワードプレスを導入してブログを立ち上げましょう」と言うのですが、

実際にブログを立ち上げる人は10人いたら1人か2人くらいです。

ブログの立ち上げは簡単な作業なので、そこをクリアできないと何も教えられません。

本人がやるかやらないかだけなので、何もやらない人にはアドバイスのしようがないのです。

 

慣れとは本当に恐ろしいもので、

ブラック企業を辞められずに何年も務めている友達。

副業としてブログを始めようと思っても動き出せない人たち。

彼らに共通する「不満があるけど我慢すればやっていける環境」は、行動力を阻害します。

何だかんだで不満のある生活に満足しちゃってるということなんです。

リスクを負ってでも今すぐ行動した方がいい

分からないことが多かったり、不安要素が大きいと動けないという人は

メリットが確約されないと動けない人です。

 

勝てる勝負しかしないスタンスは生死が賭かっているのであれば上策と言えますが、現代ではあまり当てはまらない考え方。

頑張った結果「上手くいかないかもしれない、何も得られないかもしれない、徒労に終わるかもしれない」というリスクを負ってでも行動した方がいいことは言うまでもありません。

仮に望む結果が得られなくても全力で取り組めば膨大なデータと経験値は確実に手に入るのでそれは大きなメリット。

上手くいかないことで別のルートが見える、徒労に終わったことが後々別の場所で役に立つこともあるので、行動できる人は結果に関わらず成長していけるのです

まとめ

・うだつの上がらない人生を送る人は行動しない人

・物事は最初が大変なので、行動を起こせないのは当たり前

・知識や情報に投資することで「最初が大変」を軽くできる

・不満のある環境でも慣れれば満足してしまう恐れがある

・リスクを負ってでも行動を起こした方がいい

「理屈は分かるけど、実際に行動を起こすとなるとキツイんだよなぁ…」

という方のために、何かを始めるコツ、それを継続させるコツは2行で説明します。

 

何かを始めるにはストレスを感じないレベルから、

それを継続させるのもストレスを感じないレベルから。

筋トレを始めるなら、楽にできる回数から。

読書習慣を作りたいなら1日1ページをノルマにする。

ブログなら週に1記事からでもやらないよりはマシです。

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