あらゆる物事への好奇心が薄れている。
学生時代に比べて色々なことがどうでもよくなって、
新しいことに対する興味が湧かなくなってきた。
と友達は笑いながら話していました。
今のところ、僕の好奇心はまだ薄れていませんが、
以前に比べて「先延ばし、後回し」にすることが増えてきたような気がします。
そんなことを言えば、学生時代から勉強は後回しだし、読もうと思って買った本を何年も積んでおくことは当たり前のことでした。
しかし、最近ではどうでしょう。
大好きだったゲームや漫画、山を散歩しようといった「好きな事」まで面倒で後回しにすることが増えてきていたのです。
これはまずいな…。
「先延ばし、後回し」の延長に好奇心の欠如と老いが見えているような気がしたからです。
好奇心はブログの生命線
僕がなぜそんなに焦っているのかというと、
好奇心を持ち続けることはブログを書く上で大切だと言えるからです。
好奇心が無くなってしまったらお終い、翼の折れた鳥です。
自分にはタイムリーな話題。
悠々と泳いでいるように見える名もさんですら水面下では必死に足を動かしている。
これはどんな実力者でも多分そう。
参考になると同時に励みになった。書くネタが尽きないための工夫|名もなきライター(S.Watanabe) @writer_noname #note https://t.co/FgUUKvRIfN
— 渡辺(ブログやってます) (@QMUbsDOb8SJfMLI) January 24, 2020
こちらはライティング界の有名人である名もなきライターさん(名もさん)の「書くネタが尽きないための工夫」。
コンスタントにマガジンを更新し続ける名もさんのような人でさえとっくにネタ切れを起こしていて、
記事ネタを集める工夫や思考の種を拾い集める努力をしているのです。
↑の記事は有料noteのため、具体的な内容やノウハウについてはここでは明かせませんが単品で買えばわずか300円。
今週のジャンプは立ち読みで我慢して、こちらのnoteを買いましょう。
記事ネタに詰まっている人には安すぎるくらい濃密な情報です。
話を戻しまして、ブログを書く上でなぜ好奇心が必要なのか。
それは、自分の引き出しにある知識や経験だけではすぐにネタ切れが起こるからです。
ネタ切れを起こさない為には「好奇心を持つこと」が大切なのです。
『徒然草』第二四三段(終段)
八歳になった年、父に尋ねたのは、「仏はどういうものでありますのでしょうか」ということだった。
父が答えるには、「仏は人が修行して成ったものだ」と。
また尋ねて、「人はどうやって仏になるのでしょう」と。
父はまた、「仏の教えによって成るのだ」と答えた。
また尋ねて、「教えてくださった仏を、何が教えましたのですか」と。
また答えて、「それもまた、それ以前の仏の教えによってお成りなさったのだ」と。
また尋ねて、「その教え始めなさった第一の仏は、どのような仏でありましたのですか」と言った時、父は「空より降ったのだろうか、土より湧き出たのだろうか」と言って笑った。
そののち父は、「問い詰められて、答えられなくなってしまいました」と、人々に語って愉快がっていた。大伴 茫人編『徒然草・方丈記』ちくま文庫、2007年、p288
↑兼好法師の『徒然草』の終段。
兼好さんがラストにこのエピソードを持ってきたのは明らかに意図的だ、と僕は思っています。
徒然なるままに書き綴った日々の想念。
その原点は幼少期の頃から変わらずに持っている好奇心だったということなのでしょう。
ブログ記事を無限に量産する方法
好奇心を持つことが大切と言ったところで、「言われるまでもない!」と思う方も多いでしょう。
そこで、文章を書くときに僕が意識している考え方を一つ紹介します。
僕にとっての「好奇心を持つこと」は「自分のフィルターを通して見る」ということ。
そのためにはまず客観的事実と詳細を知ること。
そこから自分のエピソード、知見、意見、比較、感想などに持っていく。
以上です。
具体的に言うと、自分が何かの情報や出来事に出会った時、
このニュースから何が言える?
そのやり取りから何が学べる?
あの作品を観て何が変わった?
みたいに、出会った情報と自分の内面との間に橋を架けるイメージです。
例えば以下の記事。
冒頭に書かれたオードリーのオールナイニッポン(ラジオ)と、「人生観が変わるきっかけに劇的なドラマ性は必要ない」という自分の意見。
一見関係無いような両者に橋をかけて繋げるイメージで記事を書きました。
まだまだ稚拙で無理やり感がありますが、これをマスターできれば無限に記事を量産できるんじゃないかと思っています。
余談ですが、
トレンドブログや特化ブログをやっている場合は自分の意見や主張よりも、正しい情報やノウハウ、知識の提供が先です。
ただ、客観的事実の後に自分なりの意見や解釈を入れることができればライバルとの差別化になります。
サイトのファンになってくれる人も増えると思います。
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