毎日記事を投稿しているブログに人が来ない。
よそで聞くような成長曲線にならない。
100記事投稿したけど1日100PVも集まらない。
ブログ初心者にはこんなことが往々にして起こります。
そんな時は焦って悪循環に陥りがちです。
小手先のテクニックやSEO対策にばかり目が向いて、肝心の読者が置き去りになってしまうのです。
そこで今回は、根本的な部分で大切にしたいマインドの話をします。
↓SEO対策の具体的な方法はこちらに書いています↓
ブログに人が全然来ないなら「仙台四郎」になれ!
仙台四郎(本名・芳賀四郎)とは、幕末から明治にかけて仙台市で絶大な人気を誇っていた人物。
彼は何者なのか?何をした人なのか?なぜ人気だったのか?
一言で言うなら、仙台四郎はなんと「生きながら神様になった人」なのです。
「笑う門には福来る」そんな諺通りに笑顔を絶やさず商売繁盛を招く一人の男がいた。
その名も「仙台四郎」。
少し知恵遅れであったことから(四郎バカ)と呼ばれてはいたが、当時の人々は、四郎の純粋な心と笑顔を愛し、大切にもてはやしたと言われています。
四郎を慕って集まる子供たちは丈夫に育ち、彼の立ち寄った店は千客万来であった。
そのような言い伝えから仙台の旧家や老舗等には「福の神仙台四郎」の写真が飾られています。
四郎が立ち寄ったお店は必ず繁盛する。
そんな噂が広まり、いつの間にか福の神として町の人たちに大切にされるようになった。
昔ばなしの中から出てきたような、不思議な魅力を持った人物ですね。
さて、話を戻しまして、「人が集まっていないブログは仙台四郎を目指せ」とはどういうことか。
もうイメージできているかと思いますが、「ブログを訪れた人に福をもたらしましょう」ということです。
ブログはひたすらにgive & give & giveの精神、なのです。
このブログに来れば、
・有益な情報が手に入る
・困っていることが解決する
・良質な学びがある
そんな風に思ってもらえるようなブログにすれば、人は自ずと集まってきます。
逆に言えば、読み物としての面白さ、エンターテイメント的な楽しさは二の次なんですね(あるに越したことはないけど)。
人は「得する」、「メリットがある」ことに恐ろしく弱いのです。
だから、ブログが最優先するのはお客様、つまりブログに訪れる読者です。
この精神が抜け落ちて、とにかく人さえ集まればいい、SEO戦略を徹底すればいい、という運営をしていると、
長いスパンで見た時に愛され生き残るブログにはなれないでしょう。
ブログに人が全然来ないのは人を見ていなから
仙台四郎がなぜ人気なのか?
いつもニコニコしておだやかな親しみやすい人柄だったことがまず一つ。
加えて言えるのは、商売繁盛や子供の健康など出会った人に無償で福をもたらしていたことだと思います。
ブログ運営も根っこの部分は同じです。
しかし、人を集める集めたいとなってくると、具体的なテクニックも必要になってきます。
ブログに投稿する記事を特定のジャンルに特化させたり、
キーワードや検索需要を考えてコンテンツを投稿したり、
文字数やタイトル、見出しを意識して記事を書いたり。
しかし、それが過ぎるとブログは機械的になって、
コンテンツは単なる人集めの道具で、記事を書くことは形式的な流れ作業。
向いている視線の先は人ではなく、Googleの検索エンジンになってしまいます。
このバランスは非常に難しいところで、Googleの検索エンジンを意識した運営をしながらも、
芯の部分では、訪れた人に価値を提供するブログであることを考えなければいけません。
ブログに取り組んでいる初心者は、特にGoogleに偏りがちです。
キーワードはしっかり使っているし、文字数もたくさん書きました!
という風にテクニカルな部分でどうにかしようとしがちなんですね。
この傾向はブログに人が集まってから顕著に表れます。
・記事の内容がスカスカで読まれない
・リピーターが増えない
・滞在時間が短く、離脱率が高い
ブログに人を集めるにはSEO対策が有効ですが、
集めた人に具体的なメリットや価値を提供できないブログは、人が離れていきます。
そして人が離れていくからGoogleからも評価されなくなります。
まとめ
ブログに人を集めるにはSEO対策が必要だけど、訪れた人に具体的な福をもたらすというgiveの精神が大切。
人が集まるかとか収益がどうこう言う前に、
訪れた人に何らかの福を与えられるような、仙台四郎のようなブログを目指しましょう。
冷静にSEO対策をする側面と、にこにこ笑って福を振りまく側面。
この2つが噛み合った時、人は自ずと集まります。
めちゃくちゃ打算的ではあるんですけどね。
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