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いろは堂(本屋)が潰れちまった。

今月の初め頃。

近所にあった本屋さんが閉店しました。

古くからあるお店で何十年続いたのか分かりませんが、とうとうです。

 

本屋さんはどこも苦しいだろうし、古本のブックオフですらカードやホビー系グッズに舵を切っている始末。

全てはより便利な方向へ、その変化についていけないものが淘汰されるのは仕方ないことではあります。

ただ、個人的には単なる感傷以上に「困るなぁ」という思いもあるのです。

ダンジョンを探索するようにお店を回りたい

↑少し前にネット上で流行っていた「買い物ルートの男女差」という画像。

これをゲームのダンジョン探索に変えると男女のルートが逆転するとか、

女性の買い物は合理性に欠けるし効率が悪いなんていじられたりもしていましたが、

この画像で言うなら、僕は女性型の行動パターンで買い物をするタイプです。

特に急いでいない場合は、コンビニに入った時でも色々と見てしまうくらい。

 

特に「全ての棚を見て回りたい欲求」が強く働くのは本屋さんに行った時です。

そして、この回り方を楽しめるのがリアル本屋さんの最大の強みではないかと思います。

amazonや楽天で本を買うのは便利ですが、本との一期一会が起こりにくいんですね。

買い物や閲覧履歴から予測したおすすめ商品が表示されてくることはありますが、

まったく別のジャンルだったり、考えもしなかったような分野の本との出会いが極端に少なくなってしまうのです。

 

「遊べる本屋」のコンセプトのヴィレヴァンは、色々見て回る楽しさを物凄く大切にしている印象を受けます。

本のラインナップも一般の書店で扱われていないような、サブカル色が強めになっているんです。

全てが効率化されて断捨離、シンプルライフみたいな考え方が浸透しているこのご時世に、ここまでごちゃっとさせるのは清々しい。

そんな風に、せめて本屋巡りだけは面倒であってくれと僕は思います。

ネットはとにかく便利ですが、自分の好きなものしか見えなくなるという意味で世界が狭くなってしまう気がするので。

潰れていく本屋から学ぶブログ運営術

ここ数年で近所にあった本屋さんがどんどん潰れていって、

個人的に大きなショックだったのは行きつけの古本屋さんが2件無くなってしまったことです。

どれだけいい本を揃えていても、需要の大きさとは無関係。

潰れてしまったということは売れ行きが芳しくなかったのでしょう。

 

ブログ運営で言うなら、コンテンツは面白いんだけどニッチ過ぎる話題を扱っているという感じです。

需要のある部分をすくいながら、どれだけ個人的な話に絡めていけるかを考えることが大切。

需要のある部分とは、例えば健康、お金、人間関係、仕事など。

自分が特化しているジャンルにそれらの要素を上手く繋げられれば、読者を引きつけやすくなります。

余白おまけ

東京に行けばまだまだ魅力的な本屋が残っていて、SNSと連動するなりして上手く機能させている様子でした。

下北沢、三鷹駅周辺の古本屋を巡る

2020年2月10日

また、静岡では新たに本屋さんがオープンしたりもしています。

本がTVに食われなかったように、テキスト媒体が完全に廃れることは今後もないでしょう。

この調子で、近所にも古本屋がたくさん出来ればなーと思いました。

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