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行き詰った時に「原因」と「対策」を考える人は意外と少ない

「ゼルダの伝説」というゲームが好きです。

シリーズで一貫しているゲームシステムは、

広大なフィールドを自由に行き来して各地に点在するダンジョンを攻略するという流れ。

本編そっちのけでミニゲームに熱中したり、あてもなくさまよいながら宝物を探したりするのも一興、

「広い世界を冒険している」という感覚が楽しいです。

リンクはかっこいい。大切なことは「ゼルダの伝説」から学んだという話

2019年10月28日

現実ではすぐに投げてしまう人

「ゼルダの伝説」の世界は歩いているだけでも楽しい。

しかし、一見広大に見えるフィールドも最初から全ての場所に行けるわけではありません。

道が大岩で塞がれていたり、橋が壊れていて川を渡れなかったりします。

その問題は物語を進めることで解決したり、新しく手に入れたアイテムで突破できたり、

プレイヤーが成長することで世界が広がっていくようになっています。

 

現実だって同じです。

山あり谷あり、

上手く行かないことや、容易に突破できない壁がいくつも連なっていたりします。

そして、先に進めない状態を放置したままでも行けてしまうゆるさと厳しさがあります。

 

僕の友達でマンガの専門学校に通っていた人がいるのですが、

彼曰く、在学中に読み切り作品を1話描ける人はごく少数なんだそうです。

作品を描かずに卒業していく人の方が多いくらいだったと。

そんな人に限って細かく構想を練っていたり壮大なストーリーを考えているらしいのですが、

実際に制作に取り掛かることはなかったそうです。

 

彼らに足りていないのは技術的な問題やアイディア不足ではなく、行動を起こすモチベーションだったのでしょう。

大岩に塞がれた道があったとして、いくら剣を振るのが上手くても爆弾を持っていなければ先に進むことができないように、

「描けない」状態をどうにかしなければ、どんなに面白い構想があっても先に進むことはできないのです。

 

先に進めない状態に陥った時に、原因を探らずに諦めてしまったり、的外れな対策をしてしまうことはよくあります。

もう一つ例を挙げましょう。

僕の家の近所に美味しいラーメン屋さんがありました。

味は文句なしで店長の人柄も好印象。

しかし、立地だけには恵まれていませんでした。

行くたびにガラガラの店内を見て、「せっかく美味しいのに潰れそうで心配だね」と友達とよく話していました。

そして、とうとうラーメン屋は潰れてしまいました。

 

このラーメン屋を塞いでいた大岩は何だったのでしょうか?

それは、言うまでもなく「立地の悪さ」で、必要だった対策は「宣伝」です。

人通りの多い場所に看板を立てるなり、チラシを配るなり、HPやツイッターを始めるなり、

味も接客も十二分に及第点を超えていたので、力を入れた方がいいのは店の認知度アップだった、と勝手に思っています。

プレイヤーはあくまで自分

テレワーク、在宅ワーク、フリーランスへの関心が年々高まっています。

このブログのメルマガ読者も普段以上のペースで増えているので、

ブログで稼ぐことに興味を持っている人も多いのでしょう。

 

ブログはPC環境さえあればどこでも仕事場にできるので気楽ですが、

全ての采配が自分の手にかかっていることを忘れてはいけません。

味が足りていないのか、接客に問題があるのか、立地が悪いのか、

自分に何が足りなくてどこに力を入れたほうがいいのかを一手一手考える。

「行先が大岩で塞がれてるから通れません」、ではいけないのです。

 

一つだけヒントを言うと、

ブログ初心者のほとんどの人が行き詰まる大岩は…

「記事数が足りない」

という問題です。

結果が出ません、稼げません、

というにはあまりにもコンテンツのボリュームが足りないです。

「闇雲に書けばいいってもんじゃない」

「薄い記事を量産するくらいなら少なくていい」

とも言われますが、にしても!です。

文章力の訓練やブログ運営に慣れるためにも、色々試しながら100記事くらいは書いた方がいいです。

100記事までがチュートリアルだと割り切るくらいの覚悟が必要です。

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