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自粛ムードはうざいけど、追い込まれた人は活路を見出す

先日のこと。

いつもは人のいない河川敷でボールを蹴っている親子がいました。

何でもない公園を通ればバドミントンや遊具で遊んでいる親子親子。

家の前に出て縄跳びをしている親子なんかもいました。

ほっこりする絵だけど、おそらく全部コロナウィルスの影響です。

自粛ムードはうざいけど…

子供のいる知り合いに話を聞いたところ、

学校だけでなく習い事もすべて休みになってしまっているため、子供は完全オフで暇しているそうです。

公共施設は入れないところが多く、人混みも避けたい、

かといってずっと家の中に閉じこもっていても息がつまってしまう。

そんなわけで近所の公園や河川敷にいって運動をしているそうです。

「大変なんですね」と僕が言ったら、

今まで自分は仕事で子供は習い事で、休日が重なることもなかったから子供との時間が取れてこなかった。こんな形でも時間がゆっくり取れるようになったのは嬉しい

と答えていました。

 

ネット上では期間限定で漫画が無料公開になっていたり、

有志の学生や教授が「オンライン授業」と称して動画配信をしたりしています。

切羽詰まっていたり縛りがあるからこそ、苦肉の策かもしれなくても何か手を打って、

それが思わぬメリットを生んだり、新たな可能性に繋がるかもしれないというポジティブな側面を見ることができました。

自粛ムードがいつまで続くか分からないなら…

世間でも、多くの会社で歓送迎会、式典、会議などが中止になっているそうです。

それはやらないと致命的な損失が生まれるけど仕方なく…、というよりは「ぶっちゃけやらなくても大きな問題はないよね」ってことが率先してやめられていってる印象です。

古い習俗習慣の見直しが半ば強制的にされてる一方で、

娯楽方面では、音楽ライブが中止になって生配信ライブを決行、投げ銭で思わぬ利益が生まれたなんてこともあるようです。

大きな箱を確保したりチケットを売らなくてもオンラインで十分に人が集まるのなら、

今後もオンライン席を用意することを本気で検討している興行主も多いと思います。

 

そして、社会人の多くが関心を持っているのは、テレワーク、在宅ワークといった働き方ではないでしょうか。

その考え方は以前からあったし、可能であるならすぐにでも在宅でやりたいという人もいたはずです。

ただ、業務形態は一社員の一存で簡単には変えられないし、実際に試してみようとする会社も少なかったと思います。

「問題がなければ現状維持」で大丈夫だからです。

それが緊急事態になったことで、ようやく重い腰を上げたというところがチラホラ出てきた印象です。

 

子供とゆっくり遊ぶ時間の確保、

イベントや授業のオンライン化、

在宅勤務、形式的な会議や式典の廃止、

いずれもやろうと思えばできるけど、後回しにされてきたことです。

すべてを変えたり完全移行すればいいとは一概に言えないけど、

現環境や生活スタイルに適した形が試されて、

現状維持ではなく、いい方向への進化改善に繋がっていけばいいなーと思いました。

帰って寝るだけの生活をしている社会人の世界をぶち壊します

2019年11月12日

おまけ

書いていてなんとなく小真面目な、堅苦しい話だと思っていたので個人的な話を。

僕は学生時代は夏休みの宿題をコツコツやれないタイプでした。

終盤になって焦りながら机に向かい、

読書感想文なんかは原本をコピーしておいて毎年同じものを提出していました。

その悪事は小4くらいから続けて中3で初めてバレました。

感想文の本は『宝島』。

漢字や表現、細かい部分をその時の自分の文章力に合わせてアレンジしながらの提出でした。

 

読書感想文の話はさておき、

コロナの影響で社会のあれこれが見直されたり働き方が変わる様子を見ていると、

夏休み終盤に焦って宿題をやっていた自分の姿が重なります。

結局のところ、人は緊急性が無ければ動けない生き物なのかもしれません。

人生に焦りを感じろ!学生も会社員もニートもフリーターも、もっと焦れ!

2019年12月6日

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