・自粛に飽きたからといってコロナが収束したわけではない
・自粛生活のストレスは大きい
・人の少ない公園や神社を探し歩くのは息抜きになる
3月の初め頃から学校閉鎖、各種イベントの中止など、大規模に呼びかけられていた自粛生活。
そのおかげか、僕の住む静岡県では感染者は3人に留まっているようです。
感染拡大の防止に成功、長い自粛生活のフラストレーション、春の陽気。
そのタイミングで到来した3連休。
「なんか、みんなコロナに飽きてきてないか…?」
そんな雰囲気を感じた話です。
静岡、コロナ自粛に飽きてる
3連休はあてもなく出歩いていたのですが、どこに行っても混雑していました。
道路は大渋滞でショッピングモールは駐車場に止められないくらい、
本屋さんは激混みで子どもが地べたに座り込んで本を読んでいます。
休校が解かれたのと3連休のタイミングで、皆の緊張の糸が切れているのをひしひしと感じました。
聞こえる…!
カートを押してるファミリーから「コロナとかもう大丈夫っしょw」って心の声が聞こえる(ような気がする)!
コロナとか自粛に飽きたと言っても、実際のところは不明なんですよね。
「油断したら一気に拡大する」
「本当の地獄はこれからだ」
という声もネットには流れています。
一つ言えるのは、自粛と我慢のストレスが限界に来ている人が多いということ。
暖かくもなってきたし、みんな外に出てパーッと遊び回りたいんだと思います。
人のいない場所を探す
僕はと言うと、先日は人の少ない近隣の神社に来ていました。
コロナがあろうがなかろうが元々人混みが苦手なので、目的地はいつも人の少なそうな場所です。
あいにくの曇り空。
晴れてればもっと気持ちのいい景色だったでしょう。
イベントに参加したり公共施設やショッピングモールに行って遊ばなくても、
行ったことのない場所を探して散歩したり車を走らせるだけでも満足度は高いです。
コロナに飽きてきた人たちの心理
結局のところ、
コロナ騒動で大きなストレスになっているのは、「正しいのか間違ってるのか分からない情報」が多すぎることだと思います。
「コロナ対策にはこれがいい」
「あの商品が品薄になるからストックしておいた方がいい」
「日本ではもう収束してきているから大丈夫」
「まだまだ油断はできない、自粛を続けた方がいい」
こんなに色々と不確定な情報が流れて来たら疲れますよ。
お化けと同じで分からないって状態がもたらす不快感はじわじわとメンタルを削っていきます(ストレスにもなる)。
確かな情報を知りたい、真偽をハッキリさせたい、全部明かして安心したい、もう収束してきたってことで納得してしまいたい。
そんな人たちの中には「不安でいるのに疲れたし飽きたから白黒ハッキリさせたい」という心理があるのだと思います。
興味関心を持たないとは違うけど、精神の安定を保つためには分からないことを分からないままにしておく緩さも大切なのかもしれません。
情報がハッキリしないのになんとなくの感覚で判断して人混みに入っていく人は、
雪山で「暑くなってきた」と言って服を脱いだり川にダイブする人と似ています。
あまりのストレスと退屈に感覚が麻痺して「もう大丈夫だ」と思い込んでしまう。
何が正しいか分からないなら、「色々とはっきりしない」を前提で考えるしかありません。
なるべく人混みを避けて手洗いうがいを徹底すること。
その他の情報は「そうかもしれない」くらいに聞いておいて、様子を見ていく感じがいいと思います。
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