3月末、気温が下がり激しい雨が降りました。
地方によっては雪のところもあったようです。
今まではあまり意識していませんでしたが、こういった気候は特別珍しいものでもないようです。
「3月の29日、30日、31日は4月から借りたもの」という伝承話
夜中に暑くて夏用布団使ってたら朝方に寒すぎて目が覚めました。
この時期に降る雪を「彼岸過ぎての小鳥雪」と言うそうです。
暖かくなって油断していた小鳥を襲う急な寒さ。静岡に雪は降ってないけど、そんな気持ちです。
— 渡辺(ブログ屋) (@QMUbsDOb8SJfMLI) March 29, 2020
ツイッターでたまたま流れてきた「彼岸過ぎての小鳥雪」という表現。
調べてみると「彼岸過ぎての小鳥殺し」という言い方の方が広く伝わっているようでした。
より一般的な表現としては「寒の戻り」、「花冷え」なんて言いますね。
3月末の寒さの戻りや荒天に関する話は海外にもありました。
雑。「3月の29日、30日、31日は4月から借りたもの」という妙な伝承があります。マーチ君は28日に3頭の羊を発見したのですが、つかまえたくても日にちが足りない。そこでエイプリルさんに頼んで三日ほど融通してもらいます。この三日間は支配権があいまいなので常に悪天候に見舞われるとのこと。 pic.twitter.com/MfjHxU3pmm
— 西洋魔術博物館 (@MuseeMagica) March 29, 2020
面白い。
この伝承は「Borrowed days of March」というそうです。
「3月 28日しかない」、「3月末 4月から借りた」、「3月末 荒天 理由」
日本語で色々調べてみたけど情報がなかったので、「Borrowed days of March」で調べると英語の関連情報に当たりました。
それによるとスコットランドには「マーチさんはエイプリルさんから3日借りた。1日は雨、1日は雪、1日は風」というお話があるようです。
さらにスペインにも似た話がありました。
羊飼いがマーチに言った。
「3月の間、風を弱めてくれたらお礼に羊を差し上げます」と。
それに応じたマーチは穏やかな気候を約束したけど、月末になって羊飼いは羊を渡すことを拒否した。
怒ったマーチはエイプリルから3日間だけ借りて、その3日を激しい風と寒さに使い羊飼いに復讐した。
(Weatherwatch: March’s borrowing days)
昔話のテンプレートみたいな話ですね。
ハーメルンの笛吹き男の流れにも似てます。
約束の報酬を与えられずにキレると言えば、
僕も幼稚園の頃に知らない子から「僕と仲良くしてくれたら、クロノトリガー(TVゲーム)のフィギュアあげるよ」と言われて仲良くした末に、
そもそも彼がフィギュアを持っていなかったことが判明して喧嘩になったことがあります。
もう一つ、小学校低学年の頃。
高学年のヤンキーに「俺の舎弟になればブルーアイズのホワイトドラゴン(遊戯王カード)をやるぜ」と言われて舎弟をしていた時期もありました。
カードは…もちろんもらえませんでした。
物で釣ってやっぱり上げない!はダメ、絶対。
おまけ:人懐っこい猫
商店街を歩いているとどこからか鳴き声が聞こえました。
あたりを見回すと建物の間からにゅっと猫が現れてこちらに向かってきます。
毛並みが綺麗で人に慣れているので商店街で飼われているのかもしれません。
触るのをやめると頭突き頭突き頭突きの連続。
今まで色んな野良猫を見てきましたが、ここまで人懐こい猫も珍しいです。
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