・まだ仕事が始まってない(始まったばかり)なのに憂鬱で仕方ない人向け
・仕事は慣れたら楽になるかもしれないので、しばらくは我慢して頑張るしかない
・「その気になればいつでも辞めてやる」くらいの気概が大切
「明日から会社勤めが始まる。死にたい」
時期的なものか、そんなツイートを見ることが多いです。
仕事が始まれば学生時代のように昼過ぎまで寝ることはできません。
以前のように遊びに行くこともできません。
遠出したり旅をする体力気力もなくなります。
45年の労働生活が始まるのです。
そうなることが分かっていても行くしかない、から憂鬱。
その気持ち、っっ分かるっ…!
箇条書きをしてるだけで、僕まで憂鬱になってきました。
社会人に「明日から仕事(会社)が始まるね」と言ってはいけない
世の中には楽しく充実した社会人生活を送っている人は大勢います。
しかし、少なくとも僕の周りで会社員になって楽しそうな人は一人もいません。
本当に誰一人いません、みんな暗い顔、軽い鬱状態です。
もちろん、その状態にも個人差があって仕事を辞めたり心身を病んでしまうほどの人は多くはありません。
それでも、ぼんやりとしんどいなぁと思って、憂鬱だなぁと思っている人は多いです。
日曜の夕方くらいに会った友人にふざけて「仕事まであと何時間くらい?」と聞いたら、
本気で嫌そうな顔して本気で「やめろ」と怒られました。
明日から仕事(会社)が始まるという憂鬱
4月は年度初めということで変化が多い時期。
進級進学も社会人になった時も、生ぬるい風と緊張と憂鬱で長い夜を過ごしていたことを記憶しています。
僕が大学を卒業して束の間の自由時間を過ごていた時の、社会人前夜を思い出してみましょう。

隣町にある金比羅山(こんぴらざん)という小さな山。
その入り口にある桜並木。
この写真は別の時期に撮ったものですが入社前日の夜、僕はここに来ていました。
なぜそんなところに行ったのか。
その日は家でじっとしてると気が滅入ってしまうので午後から外に出ていたのです。
これと行ってやることもないし遠出もできないので近所をブラブラしながらお花見。
お花見と言っても一箇所にとどまらずに、桜が咲いてそうな場所を巡ります。
お花見は夜になっても続きました。
そして気がつけば金比羅山に来ていたのです。
下山してからも家に帰る気にならずに幸楽苑でラーメンを食べました。
家に帰ってからも布団に入るのが嫌でBUMPの「くだらない唄」を何度も聴いていました。
淡々と文章を進めたように、その時は何かしていても終始浮かない気持ちで、淡々と時間が過ぎていったのです。
憂鬱な新社会人へのアドバイス
入社から1年も経たずにニートになった僕がアドバイスなんておこがましい話ですが、
とりあえず言えるのは「まぁ、始まったからにはやるしかないでしょう」ということです。
人も環境もやることも、何もかも初めてで慣れないうちは誰だって居心地が悪いしストレス溜まるし疲れます。
そこを乗り越えたら意外と楽しくなるかもしれないし、なんとかやっていける生活だと思えるかもしれません。
「慣れ」はどんなことにも起こるので、仕事を続けていれば苦も楽も最小化された無の境地で生活を送れるようになります。
逆にしばらく続けてみて無の境地にならない場合。
嫌だ、だるい、辛い、辞めたい、鬱、といった感情が病的に続くようであれば、転職なり退職なりを考えてもいいかと思います。
無責任に言いますと、
仕事を辞めてもすぐに次の職場を探したりバイトをしたりせずに、1年くらいはゆっくり過ごしながら色々考えたりやってみても全然大丈夫ですよ(そのための貯金は必要ですが)。
「その気になればいつでも会社辞めて1年くらいぼーっとできるぜ」という心地でいれば、少しは心にも余裕が生まれます。
そして1年間考えていれば会社員時代には考えもしなかったようなライフスタイルが見つけるかもしれません。
「会社辞めたら人生終了」みたいな考えはネットの見過ぎ。
実際にはまあまあなんとかなるものです、人生。
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