4/15は「ヘリコプターの日」。
ヘリコプターの原理を考えたとされるレオナルド・ダ・ヴィンチの誕生日に由来しているそうです。
初期の飛行実験 pic.twitter.com/XbprLwUTPt
— history image ヒストリーイメージ (@historyimg) October 1, 2018
ヘリコプターに関連して、↑のツイートは偶然見つけた初期の飛行実験の動画です。
「こんなんで飛べるわけないだろ」と思える装置で何度も失敗を重ねる様子は滑稽、しかしやっている人たちは大真面目。
このトライ&エラーの積み重ねが今の飛行機に繋がっているのかと思うと、一見無駄に思えることでも馬鹿にはできません。
・「できるわけない」をはねのけた人は凄い
・0を1にするのは非常に大変
・1を超えると爆速で進化していく
中学で陸上部に入った運動音痴の同級生の話
飛行実験の動画を見ているとふいに、中学で陸上部に入った運動音痴の同級生のことを思い出しました。
彼はかけっこも球技も苦手で、休み時間は教室で妖怪の本を読んでいるような生徒。
そんな彼が陸上部(種目は長距離)に入ったという噂が流れてきて、ちょっとした話題になりました。
「あいつじゃ無理だろ」、「大丈夫かよ?」という声も少なくなかったし、僕もそう思っていました。
しかし、ふたを開けてみれば驚くほどの大成長。
体育祭では1500m走の代表に選ばれて、他のクラスのスポーツマンたちと競えるようになっていました。
陸上部に入ったからと言って、みんながそうなれるわけじゃないと思います。
練習が辛くて途中で辞めてしまったり、顧問の目を盗んで楽しながらダラダラやってれば成長はしません。
小学校時代の彼を知っている人は彼が最初から速かったわけではないことを知っているので、
ここまで成長するためには並々ならぬ努力が必要だったであろうことを容易に想像できます。
彼は大多数の人が思っていた「できるはずがない」という声をはねのけたのです。
飛行の歴史
飛行機に話を戻しまして、
人類が何百年もかけて飛行への挑戦を続けてきたと考えると、その努力と根気に頭が下がる思いです。
簡単に飛行の歴史を調べてみたところ、手足に翼をつけて飛ぼうとする試みは10世紀以前から行われていたようです。
その後、1490年頃にレオナルド・ダ・ヴィンチがヘリコプターのようなスケッチを残しているのは有名な話。
18世紀後半にはフランスの片田舎で熱気球の有人飛行が行われ、1852年には史上初の操縦可能な飛行船の開発に成功。
飛行船は旅客機として利用されていましたが事故が多発して、1937年に発生したヒンデンブルク号の爆発事故で一気に廃れていきました。
一方で1903年にライト兄弟が開発した飛行機は世界中に広まっていきます。
飛行実験では4回の飛行が試みられてデータは以下のようになりました。
1回目: 12秒、120ft(約36.5m)
2回目: 12秒、175ft(約53.3m)
3回目: 15秒、200ft(約60.9m)
4回目: 59秒、852ft(約259.6m)
ほんの十数秒、長くても1分しか飛べなかった飛行機が様々な国で改良進化を遂げて、
1909年にはなんとドーバー海峡を横断するほどまでに進化しているのだから驚きです。
飛行機に限らず今まで不可能だと言われていたことを誰かが攻略すると、不思議と他の人たちもその壁を超えてくることがあります。
日本の陸上100m走では1998年に10秒00の新記録が出されてから19年もの間「10秒の壁」が立ちはだかっていました。
しかし、2017年に桐生祥秀選手が9秒98の記録を出すと、2019年にサニブラウン・アブデル・ハキーム選手、小池祐貴選手も10秒を切るなど、相次いで「10秒の壁」を破る選手が現れ始めています。
話を強引に着地させますが、ブログ運営にも同じような壁が存在しています。
ブログのアクセス数は1日1000PVくらいで停滞、そこを超えるとスルスルとアクセスが伸びていく場合が多いです。
次の壁として、1日1万PV(アドセンス収益の目安で月収10万円くらい)が一つの境目になります。
何でもそうだけど0を1にするのが非常に大変で、そこから先は飛行機の進化のように一気に進んでいくものなのかもしれません。
※ブログの0⇒1は最初の1記事目を投稿するまでなんですけどね。
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