楽しい散歩マンガ『大人散歩~神谷城周辺~』

















散歩は趣味になる(おまけのショートエッセイ)
「散歩を趣味にするのはなんだかなぁ…」
そんな風に思う方は意外と多いのではないでしょうか。
運動不足の解消とかメンタルが改善されるとか、健康面でのメリットを推されても楽しいと思えなければ趣味にはなりません。
例えばテニスが好きな人は健康のためにやっているわけではなく、テニスが楽しいからやっているはずです。
目的のための手段ではなく、取り組むこと自体が目的でなければ楽しい趣味とは言えないでしょう。
僕は子どもの頃から近所を散策したり山野を探検することが好きだったので、歩く、そして見ること自体が目的となっており健康なんて二の次です。
つまり、僕にとって散歩は趣味と呼べるくらい楽しめているというわけです。
ただ、散歩を趣味だと言いながらその感覚が分からないという人が多いことも理解しています。
なんとなく、なんとなくですが、散歩を「疲れるだけの無意味な行為」と捉えてしまう人の根底には、
何かに取り組んでいる、何かを作っている、そんな感覚を求める欲求があるのではないかと思います。
取り組んだ末に何かを成し遂げたり、達成感や充実感を得ることが楽しいという気持ちです。
競技性のあるスポーツやゲームには分かりやすくそのポイントがありますが、散歩には分かりやすいクライマックスがありません。
目的地に到着した時?歩き終えて帰宅した時?いい景色を見つけた時?
ここぞ!というポイントは人それぞれです。
そこで散歩を趣味にしたいけど歩くこと自体を目的にするのは味気ない、と感じている人のためにいくつか方法を考えてみました。
①目的地を設定する
散歩と言えば当てもなくフラフラするのが醍醐味ですが、
それならやらなくていいじゃん、無意味なことだと思うと腰が重くなるという人が多いのも事実。
そんな方はあえて目的地を設定して徒歩で行くと決めると達成感と充実感が生まれるようになります。
目的地は仰々しい観光スポットや山頂などにしなくても、コンビニや図書館など近所にある場所でもいいのです。
②写真を撮る
散歩×カメラという趣味の合わせ技です。
なんとなくいいなーと思った風景を撮るでもいいし、自分なりのテーマを決めて絞り込んで撮影するのもオススメ。
昭和っぽい建物を撮る、色んな電柱を撮る、昆虫だけを撮る、夕焼けだけを撮るみたいに特化させるとインスタで急にバズったりする、かもですよ。
③絵を描く
散歩×絵の合わせ技。
散歩中に気になった景色をスケッチしたり、スマホで撮影しておいて家に帰ってからゆっくり描いてもいいですね。
散歩がただ歩いて終わりではなく、絵をかくために必要な工程の一つになります。
散歩を趣味にしたい人向けのグッズ
散歩に必要なグッズなんて大袈裟かもしれませんが、僕が実際に散歩していてあった方がいいと思ったものを紹介します。
夜散歩のおすすめアイテム紹介はこちら↓の記事でしています。
①帽子、もしくはフード付きパーカー
冬場は気にする必要ありませんが熱中症対策です。
熱中症は夏のイメージですが春頃でも普通になります。
初期症状としては気だるさと軽い頭痛が起きます。
実は↑の漫画でも工事現場の場面で、僕は軽い頭痛を感じていました。
その後から水を飲むシーンが増えたのは熱中症、もしくは脱水症状を緩和するためだったのです。
帽子は普通のキャップで大丈夫ですが、欲を言えば首までガードした方がいいです。
僕が散歩や釣りをする時に被っているのはノースフェイスの帽子。
柔らかくて風通しもいいので重宝してます。
②普通の丈の靴下
近所を軽く散歩するだけならサンダルでも構いません。
しかし、長めの散歩や長距離を考えているならスニーカーか運動靴を履くことを強くオススメします。
そして、意外と重要だと感じたのが靴下です。
↑の漫画ではりょう君が靴擦れを起こしてアキレス腱当たりの皮がめくれてしまいました。
履きなれた運動靴で靴擦れが起こったのはおそらく靴下が原因。
その日りょう君が履いていたのはくるぶしソックスでアキレス腱周辺は肌が剥き出しになっていたのです。
そのため靴下は普通の丈のものがいいと分かりました(足首を守るためにも)。
長さがあれば何でもいいと思いますが、オススメはチャンピオンなどのスポーツブランドです(作りがしっかりしてる)。
③耳を塞がないイヤホン
必須ではありませんが、散歩中に音楽を聞く人は多いです。
僕も夜中にラジオなどを聞きながら散歩することがあります。
しかし、散歩中に耳を完全に塞いでしまうのはオススメできません。
なぜなら車や自転車などの外部の音が聞こえないのは危険だからです。
それ以外の場所でも、自然の中を散歩する時に外部音を遮断するのは自殺行為。
蜂やアブなどが近づいても気づけない、藪を移動する蛇の音が聞こえないなどの危険があるからです。
環境音をBGM代わりにするのもオツなもんですよ、と言いたいところですが、
それでもやっぱり音楽が欲しいという方には耳を塞がないイヤホンをオススメします。
去年購入したambieイヤホンは音楽が聞こえて音漏れもほぼないのに、しっかり外の音も聞こえます。
車の多い道や風の強い日には音楽の方が聴きづらくなってしまう難点もありますが、環境音を遮らずに音楽の両方を楽しめるのは大きなメリットと言えます。
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