ここ最近、どんなお店やサービスでも「いったんネットで調べてから利用するか決める」という流れが当たり前になりました。
ネット上に公式サイトがあるのは当たり前、地方のお店でもyoutubeに広告を出していたりするから驚きです。
しかし、ネット上での集客に注目が集まる一方で「MEO対策」をしている企業は意外にも少ないよう思えます。
そもそも「MEO対策」とは何なのか?
何ができて、どんな効果があって、誰におすすめなのか?
今回はMEO対策について説明していきます。
目次
MEO対策とは?
MEO対策とは「Googleマップに表示される店舗の検索順位を上げる施策」のことを言います。
例えば、居酒屋で飲んだ後に締めのラーメンを食べたくなった時に「〇〇駅 ラーメン」で検索すると以下の結果が表示されます。
↑画像の赤枠部分に駅近くにあるラーメン屋が3店表示されています。
この部分に自分のお店を表示させることが「MEO対策」になります。
言われてみればよく見る画面だし、多くの人はこの情報を頼りにしているんじゃないでしょうか。
つまり、MEO対策は集客において絶大な効果を発揮してくれるのです。
それではGoogleマップに自分の店舗情報を載せるにはどうすればいいのでしょうか。
まずは「Googleマイビジネス」という無料サービスに登録する必要があります。
Googleマイビジネスとは?
Googleマイビジネスとは「Google検索やGoogleマップ上にお店の情報を登録・表示させることができる無料サービス」です。
・店舗写真を掲載できる
・口コミの管理、返信ができる
・リアルタイムで情報を発信できる
・分析情報を閲覧できる
・無料Webサイトを作成できる
「居酒屋で飲んだ後に締めのラーメンを食べたい!」
卑近な例で恐縮ですが、僕はこんな時ほど近隣のラーメン屋さんに「Googleマイビジネスで情報まとめとけよ!」と思うことはありません笑
なぜなら地方で遅い時間にやってるラーメン屋は意外と少ないから。
「休みの日はいつ?」
「ラストオーダーは何時まで?」
「何ラーメンのお店?」←重要
地図上に表示されてたから行ったらもう閉まってた、みたいなことがあり過ぎて締めのラーメン屋探しは地味に難航するのです。
別の例で言えば、空いた時間に入るカフェを探す時なども同じです。
Googleマップ上に表示されてなければ気づけないお店はたくさんあるし、名前だけ載ってても情報が少ないお店は敬遠してしまいます。
そうして結局は入りやすいチェーン店に流れてしまう。
「店内の雰囲気が分かる写真があれば…」
「メニュー表や値段が分かれば…」
「口コミやレビューを参考にできれば…」
このように考える人は少なくないと思うので、MEO対策をしてないゆえに機会損失しまくってるお店ってたくさんあるんじゃないでしょうか。
MEOとSEOの大きな違い
Google検索で自店舗の情報を上位表示させたい、という意味ではMEOとSEOは同じです。
しかし、MEOはGoogleマップ上での上位表示を狙うので、普通に検索した時の上位表示を狙うSEOとは明確に違いがあります。
①効果が出るのが早い
SEO対策は自社サイトを作り、内部設定を整えて、記事(コンテンツ)を投稿していく長期的な施策になります。
その効果が出るまでには毎日記事(コンテンツ)投稿しても半年~1年ほどかかるのが一般的で、なおかつ必ずしも上手くいく保証はないという特徴があります。
対してMEO対策は早ければ1週間ほどで効果が現れます。
もちろん店舗のある地域によってスピードは変わりますが、ライバルが少ない地域であればすぐに集客に結びつけることが可能です。
②検索意図が明確なので集客率・CVRが高い
MEO対策で狙うキーワードの多くは「地域名+業種名」です。
先程の例で言うなら「〇〇駅 ラーメン」とかですね。
このキーワードの意図は明確で「駅周辺にあるラーメン屋を探してる」です。
その時に自分が経営しているラーメン屋が最初に表示されれば、これ以上ない宣伝となり実際に来店してくれる人も増えます。
(SEO対策の場合、購買意欲の高い層に直接アピールするにはかなりの時間と労力がかかります)
③ライバルが少ないので独占チャンスがある
SEO対策をしているサイトが非常に多いのに対して、MEO対策をしているところはまだ少ないです。
またMEO対策は特定のエリアでの上位表示を狙うのでその地域外のライバルが入りようがなく、パイの取り合いが起こりにくいです。
MEO対策の認知度が低い+自店舗のあるエリアでの戦いになる
これら2つの特徴から、MEO対策はライバルが少なく集客を独占できる可能性が高いと言えます。
MEOに向いてる業種
MEOに向いてる業種は下記の通り。
・飲食店(居酒屋、カフェ、レストラン、料亭など)
・美容関係(美容院、理容院、ネイルサロン、エステ、スポーツジム、フィットネスクラブなど)
・医療機関(総合病院、診療所、歯科医院など)
・施術店(整体院、あんま、マッサージ、脱毛、まつげエクステなど)
・宿泊施設(ホテル、旅館、民宿、温泉など)
加えておすすめなのはライバル不在の可能性が高い地方店舗。
都会でも地方でもお店探しでスマホ検索するのは当たり前です。
その割に地方では情報がまとまっていないところが多いので、先行利益を得られそうなエリアはゴロゴロあります。
自分でできるMEO対策
MEO対策は以下の5ステップを踏めば、自分でも行うことができます。
②店舗情報を記載する
③店内、商品の写真をアップする
④ライバル店のMEO対策をチェックする
⑤SNSなど別媒体で拡散させる、口コミ、レビューを書いてもらう
Googleマイビジネスに登録して店舗情報、写真を載せていくだけでは不十分。
同じ地域のライバル店のMEO対策をチェックするのは、差別化や自店舗の強みを強調するためにも大切な工程です。
また、MEO対策の効果を上げるためには「さまざまなメディアに露出すること」が大切な要素となります。
Twitterやインスタへの投稿、Googleマップ上での口コミレビューの充実などなど。
そうした情報を総合的に見て「ユーザーのためになる」と判断された店舗が上位表示されやすくなります。
この辺はSEO対策と似ていますね。
MEO対策を業者に依頼した場合の費用の相場
「MEO対策をしたい、けど自分でやるのは面倒だし分からないし、何より時間がない!」
そんな場合はMEO対策を業者に依頼することもできます。
MEO対策を依頼した場合の費用はどれくらいかかるのか?
一般的には以下の料金がだいたいの相場となっています。
初期費用:1〜5万円(業者によっては無料)
成果報酬:日額800円〜1200円
月額費用:月額2万円〜5万円
MEO対策の費用は成果報酬型と月額費用型の2種類から選ぶことができます。
成果報酬型は業種や地域名を組み合わせたいくつかのキーワードで上位表示を狙い、実際に上位3番目以内に自店舗が表示された場合に表示された期間分の費用が発生します。
例:日額1000円で自店舗が25日間上位3番以内に表示されれば月の費用は25.000円
月額費用型は自店舗の上位表示に関係なく、月額固定で費用が発生します。
一見すると成果報酬型の方がいいように思えますが、その地域での上位表示の難易度によってオススメプランは変わります。
例えば、ライバル不在地域であれば簡単に上位表示ができるので、成果報酬にすると費用が高くなってしまいます。
逆にライバルの多い都市部などであれば、上位表示された時のみ費用が発生するようにした方がランニングコストを抑えることができます。
また成果報酬型と月額報酬型ではサポート内容も変わってきます。
ざっくり言うと成果報酬型はある程度は自分でMEO対策を行う必要があり、月額固定型はほとんどの施策を業者に任せることができます。
SEO対策やリスティング広告には月額10万円以上かかることも珍しくないので、半額以下(月2〜5万円)で始められるMEO対策のコスパ抜群。
今後MEO対策への注目度が高まれば値段が変わる可能性はありますが、現時点では高い費用対効果が見込める施策と言えますね。
個人的にオススメするのはクロスウォークが行っているMEO代行。
プランの詳細や申し込みは以下のページから行えますので興味がある方はぜひ↓
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