ブログ記事を書く時には、どんなキーワードで検索された時にその記事が表示されて欲しいかを決めます。
その際、記事を書く前に必ず行いたいのが、そのキーワードで実際に検索をかけてみることです。
検索結果で上位表示されているサイトを調べることは非常に重要。
今回は、僕がライバルサイトを調べる時に見ているポイントを紹介します。
目次
ライバルサイトのチェックが大切な3つの理由
まず、記事を書く前にどうしてライバルサイトを調べる必要があるのか説明させて下さい。
それには3つの理由があります。
①自分の記事が上位表示されそうか判断するため
②キーワードの検索意図を把握するため
③記事のクオリティのアベレージを知るため
いずれの情報も、自分が記事を書く前に必ず知っておきたいものです。
なぜなら、自分の記事を上位表示させるためには、調べたライバルサイトの記事を超えていく必要があるからです。
ライバルサイトのチェックする時の8つのポイント
①狙うキーワード
②検索ボリューム
③記事タイトル
④サイト名
⑤URL
⑥キーワード
⑦文字数
⑧見出し構成
僕がライバルチェックをする時には、以上の7点をGoogle keepなどにメモします。
検索1ページ目に表示されてるサイトはすべて、少なくても4つくらいは調べるようにしています。
ここからは、実際にどんな感じで調べていくかを解説していきます。
【実例】ライバルサイトをチェックしてみる
①狙うキーワード:「嫌なら辞めろ」
②検索ボリューム:100~1000
実際にGoogleで「嫌なら辞めろ」を検索してみます。
↑検索結果に企業メディア、専門家や権威性のある人が監修している記事しか上がってこないようなら、
そのキーワードで個人ブログが上位表示を狙うのは難しいです。
※サイトに訪れたユーザーの利便性や有益性のために必要なら、上位表示が厳しくてもその記事を書いた方がいいです。
「嫌なら辞めろ」の場合は上位4サイトが企業系メディアでしたが、5つ目、6つ目が個人サイト。
今回は6つ目がちょうど僕の記事なので、このページをチェックしてみます。
③記事タイトル:「嫌なら辞めろ」と言われて本当に辞めた話をしようと思う
④サイト名:NABELOG(個人サイト)
⑤URL:https://watablg.com/3077
⑥キーワード:嫌なら辞めろ,本当に辞めた,パワハラ,暴言,対処法
⑦文字数:約4500文字
その記事が狙っているキーワードを探るには、Chromeの拡張機能「SEO META in 1 CLICK」を使うと便利です。
↑「SEO META in 1 CLICK」を有効化すると、ブラウザ右上にこんなマーク(赤枠内)が追加されます。
チェックしたいライバルサイトのページでこのマークをクリックすると…
↑その記事で狙っているキーワードが「Keywors」という項目に表示されます。
僕の記事なら「嫌なら辞めろ,本当に辞めた,パワハラ,暴言,対処法」をキーワードにしていることが分かります。
※キーワードが設定されてない場合はそのまま空欄にしておきましょう。
記事の文字数はCromeの拡張機能「かんたん文字数カウント」を入れれば簡単です。
↑「かんたん文字数カウント」を入れた状態で、調べたい文章を選択。
右クリックで表示される「選択したテキストの文字数をカウント」を押せば文字数が表示されます。
⑧見出し構成
<H2> 「嫌なら辞めろ」というパワハラ
<H2> 「嫌なら辞めろ」は単なる暴言!言ってくる上司は思考停止している
<H2> 嫌なら辞めろという暴言への反論、対処法は?
<H2> 「嫌なら辞めろ!」で本当に辞めた話
見出し構成の調べ方は先ほど紹介した「SEO META in 1 CLICK」が入っていれば簡単。
↑「HEADERS」のタブを開くと、記事の見出し構成が表示されます。
これでライバルサイトのチェックが完了しました。
①狙うキーワード:「嫌なら辞めろ」
②検索ボリューム:100~1000
③記事タイトル:「嫌なら辞めろ」と言われて本当に辞めた話をしようと思う
④サイト名:NABELOG(個人サイト)
⑤URL:https://watablg.com/3077
⑥キーワード:嫌なら辞めろ,本当に辞めた,パワハラ,暴言,対処法
⑦文字数:約4500文字
⑧見出し構成
<H2> 「嫌なら辞めろ」というパワハラ
<H2> 「嫌なら辞めろ」は単なる暴言!言ってくる上司は思考停止している
<H2> 嫌なら辞めろという暴言への反論、対処法は?
<H2> 「嫌なら辞めろ!」で本当に辞めた話
この作業を上位表示されてる全てのページ(もしくは上位4つくらい)で行います。
企業ページや今回の例で言えば、1位表示されてる「pixiv百科事典」のページはチェック対象から外したりもします。
ライバルサイトのチェックで分かる3つのこと
ライバルサイトをチェックして分かることは、自分が記事を書く前に必ず知りたい情報です。
先ほど書いた、ライバルサイトのチェックが大切な理由がそれですね。
①自分の記事が上位表示されそうか
②キーワードの検索意図の把握
③記事のクオリティのアベレージを把握
①自分の記事が上位表示されそうか
狙っているキーワードで上位表示されてるライバルサイト。
そのサイトが企業メディア、専門家、権威性のある人物が監修しているようなページしか表示されないなら、自分の記事を上位表示させる難易度は高いです。
ただ、それはあくまで集客という観点で見た時の話で、その記事を書く書かないの最終判断は別にあります。
それは、サイトに訪れたユーザーの利便性や有益性のために必要かどうか。
最も大切なのはGoogleの検索エンジンに媚びることではなく、ユーザーの役に立つことです。
②キーワードの検索意図の把握
狙っているキーワードで自分が書きたい内容と、
そのキーワードで検索しているユーザーの意図にずれが生じることはよくあります。
いくら自分がいい記事が書けたと思っても、ユーザーの検索意図を満たさない記事なら、
Googleは価値の低いコンテンツと判断して、あなたのページを上位表示させようとはしません。
ユーザーの検索意図を正しく探るヒントになるのが、すでに上位表示されているライバルサイトです。
(上位表示されてる=検索意図を満たす記事だと判断されてるから)
その記事を実際に読んでみたり、見出し構成を見て何がどんな風に書いているのかを知ること。
そうすれば、自分の書きたいことと、ユーザーの知りたい情報のズレを少なくすることができます。
③記事のクオリティのアベレージを把握
上位表示されてるライバルサイトが、どれくらいのクオリティの記事を書いているのか。
文字数、画像や写真などをどれくらい使っているのか、などなど。
自分の記事を上位表示させたいなら、今の検索結果に割り込ませるだけの価値ある記事を書く必要があります。
構成や画像の使い方は見てるだけでも参考になると思います。
そして、最低限超えていきたいのはライバルサイトの平均文字数です。
とはいえかさましで文字数だけ増やしてもまったく意味はないので、ちゃんと価値と内容でボリュームを増やせるのがベストです。
上位表示されてるサイトを1個1個見なくても、自分の記事だけ見れば全部が網羅されてますよ、ってくらいの気合いで書けば間違いありません。
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