競争が苦手だという人は多いと思います。
しかし、苦手だからといって何もしていなければ好戦的な人たちに負け続けることになります。
優しいだけの人は搾取されて利用されて負け続ける人生を送ることになるのです。
ネガティブで穿った意見に聞こえるかもしれませんが、世の中なんて幼稚園で行った椅子取りゲームと同じ。
競争が苦手な人はいつまでも椅子に座ることができず、人を押しのけてでも椅子を取りに行く人が椅子をキープし続けるのです。
今回の記事は競争が苦手な人向けの話になります。
競争心が必要な理由
競争が苦手な人が勝つことに貪欲になるのは難しいです。
競争は心身共に疲れるし、能力や結果の優劣で人の価値が決まらないことを分かっているからです。
しかし、「競争には参加しないけど、勝者の恩恵は受けたい」という人は大勢います。
より豊かでより自由で自分にとって生きやすい世界を作るためには、どうしても競争に参加する必要があるのです。
競争心は社会で生きていくための必須要素
学校では協調性や道徳心を教え込まれますが、大事なことが伝えられません。
それが競争心です。
学校という小さな社会でも十分に味わっているかもしれませんが、社会に出ればなおのこと。
世の中は競争に強い人が圧倒的に勝つようになっています。
逆に競争心を持たない人は手ぶらでサバンナを歩いているようなもの。
「動物はみんな友達♪」なんて言ってのほほんと歩いていればカモ同然、あっという間に肉食獣の餌食になります。
武器を持って時には相手を威嚇して「簡単にはやられない」、「こちらにも攻撃の手段がある」ということを伝えていかなければ、
永遠に貧乏くじを引かされる人生を送る恐れがあります。
競争心は向上心に繋がる
「競争したくない、勝負事が苦手…」
そういう気持ちはよく分かりますが、世の中は好き嫌いに関わらずどうしても競争になる場面がたくさんあります。
そうなった時に勝ち負けはどうでもいい、と言うのは負けたときの保険でしかありません。
本当にどうでもよくても、勝負事では常に勝ちを狙っていく姿勢が大切です。
競争に参加して勝ちを狙わない理由がないし、
真剣に勝ちを狙えば何が足りないか、どうすれば勝てるかを真剣に考えるので自分自身の成長にも繋がるからです。
競争心は覚悟
競争心は表に出す必要はなく、意識の持ち方の問題です。
「競争に参加した以上は全員ぶっ飛ばす」という気持ちを持っていることが大切です。
どうしてもそういう気持ちが持てない、その意識は自分にとってストレスでしかない、
という場合は競争心を相手に向けるのではなく、
自分の弱い心に負けたくない、努力し続けられる人間でありたい、
という風に自身の成長にフォーカスすることで上手く機能します。
競争心とは「物事に真剣に取り組む」という覚悟でもあるのです。
競争心がない大人は爪を研げ
■競争しない人は負け続ける
■自分が生きやすい世界を作るためには競争心が必要
■勝ち負けが全てではないけど、結果を求める姿勢が大事
競争の目的は相手を打ち負かすとか、傷つけることではなく、
自身を成長させるため、心身を守るため、快適な生活を維持するためです。
そんな意味で競争は「爪を研ぐ、牙を持つ」という風に言い換えることもできます。
社会で理不尽に淘汰されないように、あらゆる場面で合図もなく起こる競争にすぐ対応できるように、
自分の部屋を一歩出た瞬間から臨戦態勢に入ることが大切だと思います。
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