「ブログって1日何記事くらい書けばいいでしょうか?」
ブログを始めたばかりの方からこういった質問を頂くことはよくあります。
そりゃあ、たくさん書くほど収益化のスピードが上がることは言うまでもありませんが、
目安として「毎日これくらいは作業した方がいいですよ」という基準が欲しい気持ちもよく分かります。
そこで今回は、ブログで稼ぐためにはどれくらい作業したらいいのかを考えみました。
目次
ブログを1日1記事更新するってやばいです
結論から言うと、
2日に1記事、3日に1記事くらいは投稿したいところです。
そして1日1記事投稿は、かなり頑張っていると言えます。
1日1記事投稿できれば結果が出るのはもちろん早くなりますが、
そうしなければ稼げない、稼げるようにならないというわけではないので、
長い目で見て気長に続けられるなら1日1記事投稿する必要はありません。
ネット上ではブログで稼ぎたいなら1日1記事投稿が当たり前のように言われていますが、
それができる人って実際にはほとんどいません(100人中10人いないくらいです)。
1日1記事投稿は最低限必要な作業量どころか、
「十分すぎるほど頑張っている」と言っていいほどの作業量だと思います。
特にブログに取り組んだことのある方、取り組んでいる方ほど、
1日1記事書けるのがどれだけ大変で凄いことかよく分かるんじゃないでしょうか。
学生、会社員、主婦であれば2日に1記事、1週間に2記事とか、
そのレベルでも十分な作業量だと僕は思います。
そして、それくらいの投稿頻度で見るなら月1〜5万円くらい稼げるようになるまで、
やり方にもよりますがアドセンスオンリーならおよそ1年くらいかかると思います。
どんなビジネスでもすぐに結果が出ると思うのは間違いで、
最低でも1年くらい走り続けて様子を見る根気と覚悟が必要です。
そんな中で作業するのなら、
2日に1記事、3日に1記事くらい投稿できればOK。
1日1記事書けるなら十分すぎます。
義務感のように毎日更新を意識すると精神的に参ってしまうので、
これくらいの感覚でブログに取り組んいきましょう。
記事が毎日書けなかったり、サボってしまう日が続くと不安になりますが、
1日1記事更新しなくてもいい理由はいくらでもあります。
少しサボったくらいなら影響は出ない
ブログを定期的に更新している方がGoogleの評価が上がると言われていますが、
だからといって、毎日更新していないサイトの評価が下がるということはありません。
週に1記事しか書けなくてもPVはしっかり集められるし、密度の濃い情報なら数ヶ月放置していても大丈夫です。
ただ、流石に何年も完全放置したままでいるとゆるやかにPVが落ちていく傾向にあります。
薄い記事を量産するくらいなら毎日書く必要はない
ブログの本質は「有益な情報の提供」です。
・役立つ情報が手に入る
・困っていることを解決できる
・感情を共有できる
読者をないがしろにしてGoogleの評価だけを求める「毎日更新」が目的になってしまうと、
内容おざなりの薄い記事を量産してしまう恐れがあります。
そうなるくらいなら1日1記事更新なんてしなくていいです。
頻度を落としてでも中身のある記事を書いた方がいいことは言うまでもありません。
理想は60点の記事を量産、たまに気合を入れた記事を書く
いくら毎日更新する必要はないと言っても記事の投稿がほとんどされないのは流石に問題です。
完璧主義の人、真面目な人ほど記事のクオリティにこだわる傾向にあるので、
「記事の執筆」が自分の中で一大イベントになり、モチベーションが維持できなくなるケースは珍しくありません。
数百文字しかないような薄い記事を書くのは問題外として、
60点くらいの記事を量産するのが一番続けやすいです。
記事の量産はSEOに効果的かつライティング能力の強化に非常に役立ちます。
相手に何のダメージも与えられないベジータのグミ撃ちが「20点記事の毎日更新」だとするなら、
セルのような強敵にもそこそこのダメージを与える悟空のグミ撃ちは「60点記事の定期更新」です。
(ドラゴンボール未読者には意味不明な例えですみません)
つまりブログ記事の投稿は、
定期的に投稿する60点の記事>時間と労力をかけた100点の記事>毎日投稿される20点の記事
↑この優先度になるということです。
20点の記事を書く必要は一切ないので、60点の記事をコンスタントに投稿して、
必要に応じて必殺技になるような気合の入った記事を書くのが基本戦略になります。
ブログを1日1記事書くためのヒント
ブログを1日1記事書くことに固執する必要はないと書いてきましたが、
ブログの成長と収益化のスピードを考えると、理想はやはり毎日更新です。
義務ではないけど気持ちはいつだって毎日更新したいと思っている人には、
以下のヒントが参考になるかもしれません。
毎日書けなくてもいいと考える
文中で何度も繰り返していますが、やはりこの気楽さは大切です。
記事の投稿が数週間数ヶ月単位で止まってしまいそのままフェードアウトしてしまう人は意外と多いです。
いくらサボっても「悪い」ということは一つもなく、ただ結果が出ないだけです。
ブログはストック型ビジネスなので、積み重ねたものは無駄になりません。
いくら間が空いても自分が諦めたり飽きたりしない限りは常にチャンスがあると考えましょう。
できない自分を責めてしまう人にはこちらの記事がオススメです↓
文章の型を身につける
作業に慣れないうちは、文章を書くことは苦痛です。
文章には色んな型がありますが、僕が最もシンプルで書きやすいと感じるのは、
議題、結論、理由の構成です。
例えば、「電車内での化粧はありか?なしか?」をテーマにするとこんな風になります。
議題:電車内での化粧はありか、なしかを考えてみました。
結論:私は電車内での化粧はありだと思います。
理由:なぜなら〜(理由を箇条書きにする)
こんな形で、
最初にこの記事が何を言いたいことなのか、この記事を読めば何が分かるのかを明らかにして、
本文部分でそう言える理由や根拠、事例、体験などを提示して説得力を持たせる。
こうするだけで、それなりに説得力のある記事が出来上がります。
記事を書くことを0から何かを生み出すことだと考えずに、
型にはめて組み立てるプラモデル作りのように考えると、
ライティングに対する苦手意識は少しずつ薄れていきます。
簡単で誰にでもできるライティングの型はこちらで詳しく説明しています↓
習慣化させる
「人間は習慣の奴隷である」
という言葉があるように、習慣化することができれば物事は長く続けられます。
習慣化のコツはスモールステップ。
どんなに小さくてもとにかくこなすのが効果的で、
筋トレで言えば1日10回スクワットをする。
読書なら1日10ページ読む。
という感じで気軽に取り組めるような工夫をします。
習慣化させる方法については以下の記事でも書いています。
まとめ
・2日に1記事、3日に1記事くらいは投稿したい
・1日1記事投稿できれば大したもの
・「1日1記事投稿すること」が目的になってはいけない
・定期的に投稿する60点の記事>時間と労力をかけた100点の記事>毎日投稿される20点の記事
勇んでブログを始めた人の大半は継続できずに挫折していきます。
決して、才能の欠如や能力的な問題で行き詰ったわけではありません。
やればできることをやれずに辞めていくのです。
こればかりは人にどうこう言われたり、気合いを入れただけではどうしようもありません。
ブログは孤独な作業なので、やらなくても誰にも迷惑が掛からないし、誰も文句を言ってこないので、
いくらでもサボれてしまうからです。
習慣化させる方法、コンスタントに記事を書き続ける方法、
これらはブログアフィリエイトに取り組む人にとっての永遠の課題ですね。
コメントを残す