・コックリさんの4コマ漫画
・コックリさんの起源とやり方、NG行為など
・結論=コックリさんは本当に危険かもしれないからやらない方がいい
コックリさんの4コマ漫画
【おまけ】コックリさんコラム
絶対にやってはいけない遊び。
けど、多くの人が一度はやったことがある遊び。
日本で最もポピュラーな降霊術であるコックリさんは、1884年に日本に漂着したアメリカ人が紹介した降霊術である「テーブルターニング」が変化して広まりました。
コックリさんが全国的なブームとなったのは1970年代以降、つのだじろうの漫画『うしろの百太郎』でコックリさんが紹介されたことがキッカケ※と言われています。
面白半分でコックリさんをやる少年少女に対して保護者や教師は厳重な注意をしており、
その時代を知る人は今でもコックリさんに異様な警戒心を持っていることが多いです(僕も両親から「コックリさんだけはやるな」と強く言われてきました)。
※余談ですが「チェストー」の掛け声が普及したのも、つのだじろうの漫画『空手バカ一代』の影響らしいです。
コックリさんのやり方はとても簡単。
鳥居の絵を挟んで「はい/いいえ」、その下に五十音と数字を書いた紙と10円玉があればOKです。
コックリさんを始める場合は鳥居に10円玉を置いて、その上に指を乗せてコックリさんを呼び出します(呪文は4コマの通り)。
コックリさんの呼び出しに成功したら好きな質問をすることができます。
質問が終わったら「鳥居までお戻りください」とお願いして、そこから次の質問をしていきます。
コックリさんを終了する時はお礼をしてから帰ってもらえるかを聞いて、「はい」が頂けたら無事に終わることができます。
NG行為
・コックリさんのことを聞く(あなたは誰?名前は?欲しいものは?何がしたい?)
・コックリさんの最中に10円から指を離す
・コックリさんで使った10円をずっと持っている(3日以内に使わなければいけない)
これで本当に降霊できるのか、僕は小学校の頃から何度もコックリさんをやりましたが何かが起こったことは一度もありませんでした。
しかし、ソース不明瞭ながらもコックリさんをやった人が狂った、体調不良になった、不可解なことが起きた、不幸な目に遭った、などの様々な話はいたるところに伝わっています。
儀式めいたやり方とルール、事が行われる際の雰囲気と緊張感から体調不良になったりパニック状態に陥る人が出ることは十分に考えられそうですよね。
それから10円玉が動くメカニズムは、無意識化で身体が動いてしまうオートマティスムの一種だと現代では考えられています。
そういったことから、コックリさんをやることを過剰に恐れる必要はないのかもしれません
しかし、過剰に恐れたり心配していると本当に体調不良になったり錯乱状態に陥る可能性が出てくるので、メンタルに不安がある人にとっては危険な遊びだと言えますね。
グループのやんちゃな人に無理やり誘われたり、皆がやるからと言って断れずに恐る恐るやる人には注意が必要でしょう。
それから、コックリさんあるあるとして「帰ってくれない」「終わらせてもらえない」ということがありますが、
実はこうなった場合の対処法って特にないんですよね。
丁寧に頼みまくる、もうちょっとだけ付き合ってあげる、適当におだてるなどしてご機嫌を取ってみてはどうでしょうか?
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