雑記ブログで収益を得たい。
今回はそんな方向けの記事になります。
・雑記ブログの設計
・雑記ブログでの集客方法
・雑記ブログの収益化
目次
【設計】雑記ブログで収益を得たいならジャンルを絞り込んだ方がいい
雑記ブログは特化ブログよりも稼ぎにくいです。
その理由は記事のジャンルが広がり過ぎるから。
音楽の記事を書いて、TV番組の話を書いて、週末に行ったBBQの話を書いて、旅行で行った先のことを書いて、、
という風に好き放題書いていると音楽好きな人は他の記事を読まないし、アウトドア好きな人はBBQの記事しか読まないでしょう。
つまり、自分にとって興味のない記事が大半を占めるブログはリピーターが生まれにくいのです。
リピーターが少ないということは一見さんしか集められない。
一見さんしか集められないということは集客力が弱いので収益化にも支障が出るというわけです。
「それじゃあ結局は特化ブログやれってことじゃんか」
そう思われるかもしれませんが、そこまで極端に考える必要はありません。
たくさんあるジャンルの中から2つ3つくらいを扱えばいいのです。
そうして選んだジャンルには関連性があるといいです。
例えば「バイク、アウトドア、DIY」の3ジャンルは、それぞれを趣味としている人の属性が同じに思えませんか?
「自作のアウトドア用品を持ってバイクでキャンプに行った」という風に、バイクが好きな人にはアウトドアも好きという人が多く、またDIYにも興味を持っている人が多い印象です。
↑これは勝手な予想ですが、ジャンルの関連性には明確な答えはないのでなんとなくの感覚で判断していいと思います。
ジャンルの絞り込みの感覚はデパートの階層に似ています。
僕の地元にあったデパートでは、おもちゃ屋とゲーム売り場の横に文房具屋があってその反対にはマクドナルドがあって…という風に子供がワクワクするジャンルを特定の階にまとめていました。
他の階ではレディースフロア、メンズフロア、食品フロアと、階ごとに明確なターゲットがあって近いジャンルの店が並んでいました。
雑器ブログでジャンルを絞り込むことはこの考え方に近いです。
デパートの階層を一つ借りてお店を配置するようなものなのです。
※ジャンルの絞り込みができないできない場合は、とりあえず書きたいものを書きながら取捨選択していけばOK
【集客】雑記ブログでも人を集めることを意識する
「記事を読むメリットを作る」
雑記ブログ収益化のコツはこれに尽きます。
雑記ブログで最もやりがちなミスは単なる日記になってしまうことです。
元から数万規模のファンがいる有名人だったら話は別ですが、まったくの無名(かつ匿名)の人が書きたいことを書きたいように綴るのは悪手。
書きたいように書きつつも読者に手土産を持たせるような、時間を割いてまで記事を読む明確なメリットが必要になってきます。
記事を読むメリットは読者から逆算しましょう。
ブログに訪れた人は何らかのキーワードで検索して、偶然あなたのブログを発見してクリックしています。
さて、その人はどんなキーワードを打ち込んだのでしょうか。
何を知りたくてあなたのブログに訪れたのでしょうか。
知りたい事がある⇒キーワード検索⇒気になる記事を発見⇒ブログに訪れる
ブログの記事を書くときは読者の行動過程の一番左側から考えていくことが超重要です。
次に、メリットのある情報を発信していればそれで人が集まるかというのは難しい話。
集まるかもしれないし、まったく知られないままの場合もあります。
そんな意味でブログはラーメン屋に似ています。
すこし昔、近所に美味しいラーメン屋さんがありました。
人柄のいい店主が作る濃厚魚介とんこつのラーメンは絶品。
ただ、店内はいつも客がまばらで混んでいる日を見たことがありませんでした。
美味しいラーメンを作っているのになぜ流行らないのか。
立地が悪かった、大通りに看板を出していなかった、広告やチラシを打っていなかった、SNSやHPをやってなかった。
考えられる要因はたくさんあります。
そうして、とうとうラーメン屋は潰れてしまいました。
ブログ運営でも同じことは起こり得ます。
記事を読むメリットがあるのは当然として、それを人に認知してもらう工夫も非常に大切なのです。
これは実際に僕がブログを続ける中でひしひしと感じたことです。
そして、ブログを認知してもらい、ブログに人を集める対策として極めて効果的だった方法を3つ紹介します。
①記事タイトルと冒頭文で全てを明かす
ブログアクセスの大部分は検索エンジンからの流入になります。
そのため検索エンジンの結果画面に真っ先に表示される記事のタイトル、冒頭文で人を惹きつける必要があります。
気になることや知りたいことをネット上で検索した時、結果画面は以下のように表示されます。
↑例えば「ラーメン 漫画」で検索するとオススメのラーメン漫画を紹介する記事がズラリと並びました。
この時にどのページが自分の欲求を満たしてくれそうかを判断する材料は記事タイトルと冒頭文しかありません。
だから、記事タイトルと冒頭文で内容が判断できないブログは、どんなに有益な情報を発信していたとしても読もうと思われないのです(そもそも検索結果上位に表示されない)。
もったいぶらずにタイトルと冒頭で全てを明かしてしまうくらいの感覚でいきましょう。
②トレンド性のあるネタで書く
当たり前ですが旬な情報には需要があります。
流行りの漫画、人気の芸能人、新発売の商品、トレンドの服、流行語などなど。
雑器ブログでもトレンド性のあるネタを積極的に扱った方が人が集まりやすいことは言うまでもありません。
トレンド性のあるネタで記事を書く際には、単なるまとめ記事にするのではなく雑記ブログならではの自分なりの意見や感想を交えましょう。
独自の意見を求めている人は一定数いるし、他のトレンドブログとの差別化にも繋がるので一石二鳥です。
③SNSと連携する
検索エンジンからの集客は年々難易度が上がっています。
(ライバルの増加、企業の参入、検索アルゴリズムの権威性、専門性の重視傾向などから)
そのため、集客経路を複数用意して様々な場所から人を集める必要があります。
具体的にはTwitter、インスタグラム、youtubeなどに取り組むのがオススメ。
一度にすべてを行うのが大変ならどれか一つでもいいので、とりあえずアカウントを開設することから始めてみてはどうでしょうか。
【収益化】雑記ブログ収益化の3つのポイント
①基本はアドセンス、記事によっては物販アフィリエイト
②人間味は出しまくっていい(写真、文章)
③毎日更新にこだわる必要はない
①基本はアドセンス、記事によっては物販アフィリエイト
雑器ブログを収益化する場合の広告はGoogleアドセンスが基本となります。
Googleアドセンスは広告がクリックされただけで収益が発生するので雑器ブログと相性がいいです。
しかし、収益発生までの難易度が低い分、1クリックごとの単価は低めになりがち(1クリック20~30円)。
そのためGoogleアドセンスで稼ぐには膨大なアクセス(PV)が必要になるのですが、大量アクセスを集めるのは容易ではありません。
そこで大切になってくるのが物販アフィリエイトを織り交ぜることです。
例えば漫画を紹介する記事であれば記事中に漫画の商品リンクを置くことができます。
映画やアニメの感想であればそこから有料動画サービスへ誘導することで収益が見込めます。
アドセンスと違って記事の内容に合った広告や商品を探す必要がありますが、そういった工夫が積み重なることで収益は底上げされていきます。
②人間味は出しまくっていい(写真、文章)
ブログでは論文のようにかしこまった文章や、新聞のようにかっちりした文章も必要ありません。
ラフに、話しかけるように、読みやすく親しみやすい文章を書くのがベストです。
そして、ブログに一気に人間味を与えてくれるのが写真です。
ネットには無料で使えるフリー素材がたくさんありますが、なんとなく皆が似た画像を使っているように感じます。
フリー素材はすぐにそれだと分かるし、綺麗に整いすぎているので企業サイトっぽいイメージが付きまといます。
それは雑記ブログの最大の持ち味である「人間味」を殺すことになるでしょう。
雑器ブログでは自分の言葉で、自分で撮った写真を使って記事を書くのがいいです。
商品レビューをする時には実際に手元にある商品の写真を使えば説得力や信ぴょう性が一気に増します。
③毎日更新にこだわる必要はない
ブログは毎日更新した方がいいとされますが、実は更新頻度のSEO効果は高くないのでは?という意見もあります。
それよりも大切なのは質の高い記事を書くこと。
質の高さとは読者の役に立ち満足させるような記事のことです。
そのため記事を更新することだけが目標になってしまうのは危険な状態です。
「頑張っているのに結果に繋がらない」という感覚に陥ってしまうからです。
ブログに人が集まるのは更新頻度が高いからではなく、質の高い記事があるから。
質の高い記事を毎日投稿できればそれが最強なんですけどね。
コメントを残す